おまけの人生・・・

無理なくボチボチやって行きます・・・(;^_^A

鶏照り

2007-04-06 23:37:26 | クッキング


 昨日は友達と旅行計画を兼ねた飲み会だったので、
バイトが休みで家にいると言うフリーター2年目に突入した次男に食事当番を頼んだ。

献立は、以前に作ったことがあるの鶏照りと、
今回は野菜も付けてもらおうとほうれん草のバター炒め
お米は2,5カップ、味噌汁の具は何でも好きな物でいいからと頼んだ。

友達が今度の送別会に使う店の下見をしたいと言うので、
早めに仕事が終わる友達と職場近くの中華料理店に4時に待ち合わせ、
かき集めたパンフレットを広げて旅行の計画話をしながら飲んだり食べたり・・・

飲んで食べて、ふと時計を見るとまだ7時前・・・
4時から飲んでるから時間がなかなか進まない・・・(苦笑)
その後もしばらく家族のことや仕事のことなど色々と積もり積もった話をして、
「そろそろお腹が一杯だね」と時計を見たらまだ9時前・・・
今から帰ってもまだ夕飯ができてないかもしれない・・・
ヘタすると飲んで帰ったのに作らなきゃならないかもしれない・・・
等と話しながら友達と別れ、家に帰り着くといいにおい~♪

部屋に入るとみんなの分のおかずをテーブルに並べ、
次男が1人で黙々と食べていた。
置いてあるお皿を見て「いい匂いがしてる。上手にできたね」と言うと、
ほうれん草の量をどれくらい使えばいいか分からなかったから、
最初は半分だけ湯がいたらちょっとになってしまったから、
残りを湯がいて作ったと、それでもたったこれだけの量しかできなかったから
1把じゃ足りなかったと苦戦話をした後で
「何か味が足りない、ちょっと食べてみて」と言うので、
ほうれん草をつまんでみると、確かに味が足りない・・・
「塩コショウがちょっと足りないかな?」と言うと、
「塩コショウしろなんて言わなかったから、
そんなもん入れてねーよ!!!
バターで炒めろとしか言わなかったじゃん!」

た、確かに・・・「洗った後湯がいて水をかけて、水気を絞ってからバターで炒めなさい」としか言わなかった、、、。
「でも、バターの味が利いてて美味しいよ」とフォロー

すると次には、「味噌汁も適当に作ったから、なんか変!」と言う
「ちゃんと出汁は取ったの」と聞くと、「昆布と煮干と鰹節を適当に入れた」
と言うのでそこは合格
見た目薄そうだったので、ひと口啜ってみるとやっぱり薄い・・・
「お味噌がちょっと足りなかったみたいね・・・?」
「でも、お出汁の味はよく出てるよ」とここもフォロー

そしたら今度は、「ご飯もねぇ、ちょっとベチョベチョ・・・」ときた
「お水の量がちょっと多かったのかな?」と言うと
「お水は2カップ半入れればよかったんでしょ?」と言うので、
「200mlが1カップだからね」と言うと
「何だよ!? そんなの知らねぇーよ!
それじゃ、ちょっとどころか入れすぎじゃん!!!」

我が家の計量カップは250ml入りなんです。。。
前にも一度同じ失敗をしてたから覚えているだろうと
タカをくくっていた私が迂闊だった、、、。

最後には、「もう二度とやんねぇ~からな!」と言い出したので、
「今日はありがとね! ちゃんと上手にできてるからまたお願いね」
とゴマスリ・・・(苦笑)

本人としてはかなり不本意な出来栄えだったらしいのだけど、
私的には、普段は家にいてもやらない洗濯物まで取り込んでくれてたし、
今までにも増してよくやってくれたと満足です。

自分が大好きでたくさん食べたかったせいなのか、
モモ肉を1人1枚ずつ使っていたのにはちょっと驚きましたが・・・
さすがに娘には多過ぎたようで残してました、、、。

ボビー

2007-04-06 22:39:31 | 外国映画
『 ボビー 』
[監][脚][出]エミリオ・エステヴェス        
[総][出]アンソニー・ホプキンス
[出]デミ・ムーア、シャロン・ストーン、リンジー・ローハンほか

 その日もアンバサダーホテルには様々な人々が居合わせていた。
如才ないホテルの支配人、不満を募らせる厨房の見習い、恋に悩む電話交換手、客の悩みに親身に耳を傾ける美容師、二人だけで結婚式を挙げる若いカップル、倦怠期の裕福な夫婦、酒浸りの歌手、選挙運動のスタッフ…。
そこへカリフォルニア州予備選挙に勝利した次期大統領候補ロバート・F・ケネディ上院議員が現れる。
誰もが歓喜に酔いしれたその夜、悲劇は起きた…。

≫≫ 公式サイト

07/04/04 【 ◎ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ



 ケネディー家の悲劇・・・
ケネディー大統領が暗殺されたニュースはあまりにも有名で、当時の映像が何度もTV放送されているから記憶に残っているけど、弟のロバート・F・ケネディーの暗殺についてはケネディー大統領の時のようにその後も何度も放送されなかったのか、「度重なるケネディー家の悲劇」と言われた言葉くらいしか印象に残ってなく、どこでどのようにして暗殺されたのかすら知らなかった、、、。
今調べたら、ケネディー大統領の暗殺から5年後のことだったのですね・・・?

ところどころに当時の記録映像を交えながら、悲劇が起きたアンバサダーホテルでの、その瞬間までの様々な地域・階級・職種の人々が織り成す様々なドラマ・・・
「開けてビックリ玉手箱!」のように、豪華キャストの面々がそれぞれの役を絶妙に演じていた。



特に、戦場のようなキッチンでのドラマがかなり衝撃的だった。
人種差別の優劣をめぐる攻防戦のようなものがあり、
人種差別にも地域により階級みたいなものがあるなんて知らなかった、、、。
そんな中で、ローレンス・フィッシュバーン演ずるシェフが言った言葉がズシンと心に響いた。


デミ・ムーアの歌手にも驚いたが(歌えるとは思っていなかった・・・)
シャロン・ストーンのオバサン役にもビックリ!!!
『氷の微笑2』の時の容貌と全く違っていたので、どこに出ているんだろうと探してしまった、、、。


オー!フロドではないですか!?
イライジャ・ウッドの役はベトナム戦争へ徴兵されるのを遅らせるための偽装結婚をする予定だったのですが・・・


リタイアしたドアマン役とは言え、堂々とした歩きのアンソニー・ホプキンスと
アルツハイマーの兆候が見え始めたことを演じるハリー・ベラフォンテ(すっごく懐かしい名前です)


横顔もそっくり! マーティン・シーンとエミリオ・エステベス
親子とは知りませんでした、、、。

当時の世相を凝縮して映し出しているかのようにほんとに様々なドラマがあり、カリフォルニアで圧勝した後のボビーのスピーチがまた素晴らしく、凶弾に倒れることなく大統領に就いていたらアメリカはどう変っていたんだろうと思いました。

エンドロールで映し出されていた、たくさんの家族や職務中の記録写真が切なかったです。
サイモンとガーファンクルの「SOUND OF SILENCE」もやけに物悲しく聴こえました。

07-43 シネマックス

STEP UP

2007-04-06 17:39:29 | 外国映画
『 STEP UP 』
[監]アン・フレッチャー        
[脚]エリック・フェイグほか
[出]チャニング・テイタム、ジェナ・ドゥーワン、マリオ、ドリュー・シドラ、レイチェル・グリフィス

 ボルチモアの貧しい家庭で育ち、夢を持たない落ちこぼれの高校生タイラー。
ある事件をきっかけに地元の芸術学校で奉仕活動をすることになった彼は、令嬢のバレリーナ、ノーと出会い、人生を180度変える転機が訪れる。
決して交わることの無い二人の世界が運命によって引き寄せられた時、奇跡が起こる。
彼の身体の中で育っていた類希なるヒップホップ・ダンスの才能が、彼女の向上心に火をつけ、二人のダンス・コラボレーションは、偏見や階級を乗り越えて信じられない高みにまで昇ってゆく…。

≫≫ 公式サイト

07/04/04 【 ◎ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ



 ダンス好きにはたまらない作品だと思いました。
バレエとヒップホップ、ストリートダンスを室内(舞台)ダンスに取り入れ、舞台の上では『ウエストサイドストーリー』を見ているような感覚にさえなってしまう・・・

始めはギクシャクしてぎこちないコラボレーションも、練習を積むにつれ段々と息も合ってくるし、お互いの提案で振り付けもどんどんよくなって行く。
代役だったはずなのに、いつの間にか主役の本人以上に必要な存在になってしまう。
怪我が治った主役が戻ってきたものの、変ってしまった振り付けを、バレエ以外の振り付けを踊ることができないどころか、ステップミスでまたもや捻挫!!!
応用が利く人と、型から抜け出せない人・・・
そこで運命は分かれて行く・・・

主役が戻ってきたから代役はもう無用と勝手な思い込みで逃げ出してしまったものの、初めて持った夢を諦めることができずに発表会会場へ・・・
素晴らしいダンスのコラボレーションでした
ブラボー!

音楽もまたノリノリでよかったです

夕陽が沈み行く造船所のビルの屋上でのシーンはとっても綺麗でした。

07-42 シネマックス