自称米子のプロモデラー

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朽ちたダグラムの製作 Part07

2024-01-08 17:43:50 | 模型

今日も「朽ちたダグラム」の製作です。

先ず、ダグラムの「アーマー」ですが、キットのままでは薄っぺらすぎるので、1ミリのプラ板を裏側からあてがって接着します。

 

このくらいの厚みになります。

アーマーは厚みが変わるので腕に取り付ける際、はまらなくなる可能性があるので、その時は腕の方をヤスリで削って調整します。

次に、モーターツール(ドレメル)で表面を荒らします。

アーマー部分には設定の通りの穴を開けます。

これが使用したアメリカ製ドレメル社のモーターツールです。

先端にタングステンの丸いビットを付けてそれで加工しています。

モーターツールで傷を描きます。

穴や凹みは砲弾やミサイルが当った跡の様な感じにする為、放射上の傷を入れてみました。

この足の穴は、内部から爆発して穴が開いた感じにする為、パーツの裏側を薄く削り、カッターで穴をこじ開けてから、蚊取り線香で裏側から熱を加えて外側に押し出します。

 

この蚊取り線香を使用しました。

ついでに、ミサイルポッドも同じ様に加工します。

こうしてだんだんダメージ加工が進むと、左足の中身が空っぽなのが気になります。

なので、リード線と、ジャンクパーツを適当に並べて組み込みます。

いかにも関節のメカという感じにレイアウトします。

足の甲部分のハッチは、一旦カッターで切り取り、蚊取り線香で熱を加えて変形させます。

そうすると、当然奇麗にハッチが閉まらなくなりますが、それはそれで良いと思います。

なるべく、内部から爆発が起きた様に、内側から外に向けて膨らんだ感じに熱で変形させます。

それと、モーターツールで表面をなでて傷だらけにします。

奇麗な表面が無くなるくらいに徹底して削り、傷だらけにします。

右足も同じ様にジャンクパーツを組み込みますが、腕が乗るのでほとんど見えません。

しかし、同じ様に加工します。

だいぶ傷だらけになって来ました。

奇麗な表面が無くなる様に徹底的に傷を入れます。

穴を明ける部分は、プラスチックの厚みを薄く削ってから穴を開けると弱い装甲が裂けた感じに見えます。

ここまで来れば後は、だいぶ楽になります。

と言っても、まだまだ改造は続きます。