連日アップしている「朽ちたダグラム」ですが、今回でやっと完成になります。
昨日アップした地面の仕上げの続きですが、タミヤの「テクスチャーペイント」を地面全体に塗りました。
ダグラムが地面に埋まった感じにします。
この上にちょっと薄めたアクリルのダークイエローを塗ります。
あまりベタッと塗るのではなく、下のテクスチャーペイントが透けて見える程度に薄めて塗ります。
必要なら出っ張り部分とか白を混ぜたダークイエローでドライブラシして出っ張りを強調します。
これで地面部分は終了です。
次にベースの木製部分ですが、オイルステインでクリアラッカー仕上げが一般的ですが、今回、クリアレッドのラッカーを使用してみました。
この色のままでは派手すぎるので、黒をちょっと混ぜて濁らせてあります。
これを適度に薄めて木部分に筆塗りしました。
全体を塗り上げ、
これでベースも完成です。
一度塗りでは艶が足りないかも知れません。
その時は、1200番くらいの耐水ペーパーで軽く空研ぎしてもう一度クリアレッドを塗ります。
二度塗りの際は溶剤を多少加えて薄めにしてから塗ります。
数回塗り重ねると色合いに深みが出ます。
そうして完成になりましたが、ダグラム本体がちょっとテカリが有る様な気がしたので、ホームセンターで買って来た「との粉」を筆で軽く表面にはたいて埃を表現しました。
これで完全にテカリが無くなります。
その上からつや消しクリアを軽く噴けば定着します。
これでやっと完成です。
こんなダグラムになりました。
ダグラムの最後の仕上げで、エナメルのライトグレーを角部分にドライブラシして立体感を出せば、更に朽ちた感じになります。
後は、必要ならネームプレート等作って取り付ければ完璧です。
こんな風に、大変な手間がかかりますが、出来上がったら非常に満足できる物になると思います。
皆さんも挑戦してみてはどうでしょうか?
朽ちたダグラムの製作はこれで終了です。
次は何をアップしようか?