自称米子のプロモデラー

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幻のブルドーザー戦車の製作 その七

2024-01-28 09:49:43 | 模型

今日も朝からとても寒いですが、先ほど関東地方で震度4の地震があったそうです。

新年早々に大変なことが続いています。

皆さんも気をつけてください。

 

と言ってますが、やはり今日も「ブルドーザー戦車」の製作です。

もう今回で7回目ですが、だいぶ形にはなってきています。

今日は、細かい部分ですが、リベットの造形です。

日本の戦車は鉄板と鉄板を繋ぐのに溶接もしていたのでしょうけど、リベットで繋いでいる部分が多いようで、随所にリベット跡が有ります。

模型の場合、改造とかすると、そのリベットが無くなってしまう部分が出てきます。

例えばこの部分。

プラバンをはめ込んだ部分ですが、本来ここは機関銃が取り付けられていた部分です。

これを排除した際、リベットも削ってしまいました。

なので、最初は、真鍮線を削って、丸くして取り付けようとやって見ました。

モーターツールに真鍮線をくわえさせ、回転させてヤスリで削り、頭を丸くします。

それをカットして、戦車本体に取り付けますが、

こんな感じになります。

ただ、とんでもなく手間がかかります。

そうして、悩んでいる時、ふと目に入ったこのパーツ!

ファインモールドのランナーのタグの裏ですが、なんとリベットのポツポツが有りました。

全てのランナーのタグ部分にこんなリベット用のポツポツが整形されていました。

さすが!!ファインモールド!!

改造する人の為にこんな配慮がされています。

早速このポツポツをカッターで削いで、

この衝立のような部分に貼り付けて見ました。

ここのリベットだけでも大変な量なので、これを真鍮線を削って差し込んでいたら大変な時間がかかるのですが、このポツポツのおかげでいとも簡単にリベットを再現出来ました。

本当にファインモールドさんの配慮には頭が下がります。

ありがとうございました。

と言いたいです。

続く!