今日は朝からいい天気になりました。
気温も高くなり模型を作るには一番いい天気です。
連日書いている「朽ちたダグラム」ですが、いよいよ細部の塗装にはいりました。
基本の塗装なのですが、一応マーキングも施します。
足の甲部分の黒いラインとか、
腕や胸部分のマーク等、汚しを入れたらほとんど見えなくなるのですが、とりあえず手書きします。
ここはタミヤのアクリル塗料でも構いません。
次に、一番錆びている部分を塗るというより描いて行きます。
大きな面積の部分には、エポキシパテの削り粉を乗せながらラッカーのハルレッドを塗ります。
リニアキャノンは鉄の地肌の様なイメージなので、全体をハルレッドで塗りながらエポキシの削り粉を振りかけます。
表面にでこぼこが出る様に塗ります。
足の部分は角の部分を重点的に、更に谷間の水が溜まりそうな部分はしっかりとハルレッドを塗ります。
錆の塗装ですが、実物の錆色を参考にしています。
これは、海で拾って来たドラム缶のフタ部分です。
写真ではちょっと黄色みがかっていますが、一番錆びている部分はハルレッドそっくりです。
一番錆びている部分はハルレッド、流れている部分がオレンジに黒、フラットベース、赤等混ぜて調色しています。
先ずはともあれ、ハルレッドで全体に一番錆びた部分を描き込みます。
スクラップ置き場にある車や重機の汚れ方、錆び方、海の古い船等、錆び方の手本になる物はたくさん有ります。
それらを写真に撮って来て、それを見ながら書き込みます。
まるで全身から血を流している様なダグラムになりました。
この塗装が完全に乾いてつや消しになったら次はオレンジ色の錆び流れを描き込みます。
ここからはちょっと楽しくなります。
続く!