今日も雪が降っています。
こちら山陰では平地でも30センチ超えて積もりました。
今も雪がちらついていますが、大雪警報は解除されたようです。
そんなさなか、ブルドーザー戦車の製作記事を書いてます。
少ない写真から情報をかき集め、なんとか形になるように頑張りました。
写真で判断できる部分は、できるだけ写真に忠実に作ります。
溶接跡も再現します。
滑車を支えている部分は三枚の鉄板で構成されているのが分かります。
これらを1ミリと。0,5ミリのプラバンで製作します。
これは排土板を左右で支えているアーム部分ですが、「斜めの筋交い」が取り付けられているのでフランジを付けました。
このように斜めの角パイプが取り付けられています。
このへんはなんとか写真から判断しました。
戦車が3台ありますが、一台は実験用のサンプルです。
とりあえずこのサンプル(タミヤ製)で形を作ってみて、写真と比較しておかしくなければ本番のファインモールド製のキットに取り付けると言う段取りで作っています。
一番上の物がタミヤ製の実験体です。
こちらが高座型ですが、本来、操縦席はこの足元より下の前方になるのですが、どうやって操縦していたのか?
このへんは、戦車に詳しい「小泉聡さん」が教えてくれました。
小泉さんは「日本の戦車」という本の編集をされた方なので97式戦車も詳しく知っておられました。
高座型の操縦席の構造が分からなく、四苦八苦していたら、小泉さんからこんなスケッチが送られて来ました。
車体下の前方に有る操縦桿からスケッチのようなリンケージを取り付け車体上の操縦席まで操縦桿を延長していたのでは?
という結論で、いくつかの写真を見ると、操縦席の前の衝立のような所に手を伸ばしている写真が有りました。
よく分かりませんが、衝立の裏側に操縦桿が付いていたとしか考えられません。
排土板の上下動もこのへんでレバー操作していたのではないかと思います。
この衝立のような部分の裏側に、いくつか操作レバーが有ったのでは無いかと思います。
実際にこの戦車を操縦されていた「丹羽二郎さん」は「操縦するレバーが4本有った。」と言われてました。
この画像も小泉さんから頂きました。
いろんなところからのサポートを受けて、地道にブルドーザー戦車の製作は続きます。