自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

幻のブルドーザー戦車の製作 その十四

2024-02-04 09:34:03 | 模型

今日も朝から寒いですが、ちょっとだけ太陽が出ています。

ここ山陰はこの時期、太陽が出る日があまりないのでひが照っているだけでちょっと気持ちが良くなります。

毎日鉛色の空と冷たい雨が多く気がめいります。

 

そんな今日も「幻のブルドーザー戦車」の製作です。

昨日、ジオラマベースになるスタイロフォームの整形をしました。

今日は粘土を盛って地面のキャタピラ跡などを作ります。

 

使用するのは「ラドール」と言う石粉粘土です。

この粘土は人形の制作等に使用する割りと高級な紙粘土ですが、この当時あまり安い粘土は質が悪く、使えなかったので、仕方がなく高級な紙粘土を使用しました。

今は「ウッディー粘土」を良く使用します。

安価で食いつきがよく、ひび割れしにくいのでよく使います。

ただ、ちょっと前までは一個350円ほどでしたが、今は390円ほどになっています。

何でもかんでも値上がりです。

この当時でも「ラドール」は、650円くらいしてました。

その粘土を木工ボンドを塗ったスタイロフォームに薄く塗りつけます。

木工ボンドを塗ってから粘土を塗りつけると非常によく食いつきます。

塗らないと部分的に剥がれたりして面倒な事になりますので、手間がかかっても木工ボンドを塗ることをおすすめします。

粘土を盛って乾燥する前にキャタピラを押し付けます。

このようにベルト状のキャタピラを指で押し付け跡を付けます。

このようにくっきりと跡がつきます。

ラドールは粘土表面が割りとさらさらしているのでキャタピラに食いついたりしないのが良いです。

さすが高いだけ有る。

これを繰り返して、

戦車を置いてみるとこんな感じ。

 

この香取の実際の現場のようなキャタピラ跡を作ります。

こうして地面を作ったら粘土が乾燥するまで搭乗員のフィギュアを作ります。

使用したのがこちら、

タミヤの1/35のロシア兵(左)と日本兵セット(右)。

戦車を操縦しているフィギュア3体と、立ちポーズ3体、それと、余った空間をドラム缶を運んでいる人2体を作ります。

こちらが戦車に搭乗するフィギュア4体です。

立っているフィギュアが「丹羽さん」になります。

座っている2体が高座型の搭乗員。

もう一つの座っている者が丹羽さんの低座型の操縦士です。

この他に、戦車が進む先を調べて操縦者に状況を伝える「水先案内人」のような指揮官的なフィギュアが2体必要です。

こちらが水先案内人。

これはおまけ的なフィギュアなのですが、戦車を動かすには燃料が大量に必要だったと思うので、ドラム缶ぐらいはあったのでは?ということで、ジオラマの空間があまったので、そこを埋めるために作りました。

ダークイエローのフィギュアがロシア兵です。

グリーンのフィギュアが日本兵です。

かなり改造しています。

顔もロシア兵は彫りが深いので削りました。

服装もジャケットを着ている者も居るし、だいぶ改造しました。

帽子も色々なのでエポキシパテと、紙を使いました。

どんなふうに改造したかは次回に。

続く!