自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

幻のブルドーザー戦車の製作 その十九

2024-02-09 08:21:21 | 模型

今日も朝から鉛色の空のここ鳥取県。

大山の香取村も雲がかかっているようです。

でも今日は昼から珍しく太陽がでてくるそうですが、最高気温が9度だそうです。

皆さん意外と知らないと思いますが、ここ山陰ってかなり寒くて暑い土地です。

住むのに根性がいる土地です

夏は日本一暑い時があるし、冬はドカ雪が降るし、大変な土地です。

香取村もそんな厳しい気候風土にさらされている地です。

その地をジオラマにして表現しようとしているのですが、上手く伝わるかどうかですね。

 

昨日からブルドーザー戦車の色が違うことをかいていますが、間違った色で展示することは出来ないということで、高座型の方を全部塗り替えることにしました。

実は、この時、ジオラマはほぼ形になっていました。

松林もこのように樹木を植えて固定しました。

この時、戦車は地面にネジで固定していました。

裏側から長いネジを取り付け地面にしっかりと固定しました。

もうほぼ完成の状態でした。

しかし、高座型の戦車の色が全く違うと言う連絡が有り、納品まで後3日という状態で塗り替える事にしました。

 

先ず、ラッカーの黒に近い焦げ茶色で全体を塗り潰します。

その上からダークグリーンをエアーブラシで丁寧に塗り分けます。

この時点ではまだ汚しが入っていません。

写真ではよく分からないと思いますが、エッジの部分とか下地の黒が透けて見えてます。

車体の下部の方の影の部分はほとんど黒のままの状態です。

社名のロゴを入れ、細かい塗り分けをし直します。

最後にエナメルのつや消し黒をシャバシャバに薄めた物を油汚れの感じで塗ってゆきます。

この後、ライトグレーで軽くエッジ部分にドライブラシしました。

後、乗り降りの際、足で踏みつけそうな部分に鉛筆で傷を書き込みました。

手すりとか手にする部分にも同じくHBくらいの鉛筆で傷を書き込みます。

そうすると、鉄の使い込んだ鈍い光り方を再現できます。

この時点で松林も形になり塗り替えた戦車を取り付けなおしてほぼ完成となりましたが、肝心な松林がどう作られたか、次回はその辺をアップします。

続く!