eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

太陽光発電パワコン更新時に蓄電池設備を10年リースで...。

2023年12月19日 | eつれづれ

太陽光発電設置して既に27年、パワコンとパネルは今はないサンヨー電機、当時はダントツだった。

まだ、問題なく運転しているが、中の電解大容量コンデンサ寿命が...。

10年リースまでして、もうヤラナイ...壊れたらオシマイ、売電単価9円/kWHの買い取りタダ同然だ。


抑制電流(Ic)零相電圧用接地コンデンサを使用した方向性地絡継電器(DGR)の動作実体を確認。

2023年12月18日 | eつれづれ

抑制電流(Ic)方式の地絡方向継電器DGRをデモ機で徹底動作の確認を行う。

抑制電流(Ic)6.5mAの表示。

三菱電機の零相電圧用接地コンデンサ(ZPD)入力の方向性地絡継電器(DGR)との違いも平行して確認する。

抑制電流(Ic)入力の方向性地絡継電器(DGR)デモ機全景。

この様な動作パターンになる様だ。

他、方向性SOG制御装置PASの違いも...これは過電流ロック蓄勢があるダケ。

 


第1柱高圧気中負荷開閉器(PAS)方向性SOG制御装置トリップコイルの絶縁と導通確認。

2023年12月16日 | eつれづれ

方向性SOG制御装置のPASトリップ線を外す。Va.Vb.Vc端子、他は幼稚園並みの色別で線色と同じ。

配線間違うバカもいないと思うが...これもメーカーのリスク管理か。

PASトリップコイルの125V低圧絶縁抵抗測定。

Vc線とメガープローブ。Vb線は過電流ロック検出用のマイクロスイッチ接点。Vc線はcomなので、これだけ測定すれば良い。

PASトリップコイルの導通確認、143.2Ω。

PAS内部の湿気、有無がこんなものでも確認可能...定期点検の高圧絶縁抵抗測定もアテにならない。

本日は暖かく降雪もないので急きょ、3ヶ所実施する。


零相電圧の電圧入力方式と電流入力方式の違いは...特徴が判る...。

2023年12月12日 | eつれづれ

方向性地絡継電器(DGR)の電流入力方式で設定5%、0.26 A流して方向性の動作範囲を検証してみる。

この時に流れる動作電流は8.7mA...同じ条件でPAS等の電圧入力方式の零相電圧検出器(ZPD)の方向性地絡継電器(DGR)に入る動作電圧は一般的に60mVと言われている。

これは1/7mV程度の感度で、動作する特徴を持っている。

結果、的にメーカーのPRポイントである線路静電容量が少ない回線(高圧ケーブル等少なく架空配電線のみ)に地絡事故の対応が出来るうたい文句となる...他にもあるが。

現実は、電流方式は余り見られない...。

但し、分岐回線多い受電設備には零相変流器(ZCT)は並列に送り、送り配線、電流方式は回線毎に必要、抑制電流用の変流器(CT)を追加する事になる。

接地コンデンサと分岐回線だけ追加していく抑制電流用変流器(CT)。

変流器(CT)を貫通させてアースに落としている。試験用黄色線を全部の変流器(CT)に貫通しているが判る。この入力と零相変流器(ZCT)入力のANDと位相特性で方向性地絡継電器(DGR)は動作する事になる。

検証テーマはキリが無くある...。