小説 下町ロケットが今度はテレビドラマ化されました。
非常に見ていていい筋書です。
劇中、銀行員や競合他社に死蔵特許といわれ、
「道楽」とも言われていた技術開発。
非常に「悪者」風に描かれている敵役ですが、
実際にはあのような接し方をされる方が9割5分ほどで、
好意的な目を持ってくださる方は
ほんの一握りです。
こんな下町の中小企業も多いのが実情です。
人と違うことで戦う「競争」は
理解されないことへの忍耐も必要です。
モタさんの言葉からの借り物。
http://www3.nhk.or.jp/d-station/episode/mota/2799/
まっすぐな階段を上ることを日本人はよしとしていましたが、
日本全体が踊り場にさしかかりました。
人生まっすぐでないことも
大事です。
リスクの神様。
今期拝見しているドラマです。
例により好みである
重い話題を扱っており、
また夏のドラマであることから
視聴率は伸びていませんが、
見応え十分です。
危機対策室の西行寺の
用心深い性格は危機管理には最適でしょうね。