A350-1000

A350-1000

体質

2011-10-15 | 雑感
体質。

人間が集団になるとある共通認識・行動様式ができます。
暗黙の思考回路。

時折、これは体質だから直らないといった
あきらめの声を聞きます。

では、なぜ日産自動車はカルロス・ゴーンの下で立ち直ったのでしょうか。

背に腹は変えられない状況で、
外部から血を入れて、その変革を受け入れたからです。

危機感が生まれないと変わらないものです。

その危機が業績悪化レベルのなのか、赤字なのか、
経営破綻になるのはその組織の危機の感じ方であり、
結局は自分の首が絞まることを認識できるか否かの問題です。

体質だから変えられないというのは「思考停止」であり、
危機感の欠如です。


山本寛斎

2011-10-15 | 雑感
山本寛斎。

言わずとしれたトップデザイナー。

その人が若き日に東京都内を奇抜な格好をして歩き、
声を掛けられて写真を撮られたときのものがあります。

その当時の写真を見て山本寛斎自身がコメントを。

若い。本当の恐れを知らなかった頃。

もしこれを読む若い方がいらっしゃれば。
めいっぱいチャレンジし、失敗し、恐れを知ってください。

何処までが大丈夫で、どこから先が危ないのか。

その境界線を自分のものとすることができれば立派なものです。

それが分からずに一生を終えていく人が大半です。


FTA 韓国

2011-10-15 | 雑感
韓国のFTA締結。

貿易振興という面では非常に優位です。
短期的には。

韓国の立ち位置が今後20~30年の間に変わっていくと思われます。
そのときに現在の「日本化」に当てはまる事象に遭遇することは
あり得ると思われます。

なぜなら現在気を吐いているサムスンも
今はやりの言葉で言えば"Fast Follower"であって、
創造者ではありません。

これは日本のエレクトロニクスが繁栄を極めた頃、
欧米諸国から「基礎研究の結果を応用して横取りするように利益を上げている」
と批判されたモデルをそのままコピーしています。

日本化ならぬ韓国化が20年後叫ばれたとき、
FTAがプラスに作用するのか、マイナスに作用するのか。

残念ながらそれは見えてきません。


旅先で出会った人 4

2011-10-15 | 雑感
クアラルンプールでのお話。

ペトロナスツインタワーの地下で昼食を。
ナシゴレンでも。

テイクアウトなので並んでいると
若い東アジア系の女性から「韓国人ですか?」と。
「いいえ、私は日本人です。」

しばらくその方とお話ししながら食事を。

聞けばその方は、
韓国からオーストラリアに1年間の短期留学でシドニーに向かう途中で、
乗り換えのためにKLIAに立ち寄ったというもの。

そのほかざっくばらんにお話ししました。

やはり韓国の国の今の勢いというか、
どんどん外に打って出ようという、
昔の日本の気風が感ぜられます。


Lufthansa 540便

2011-10-15 | 航空機
Boeing747初の墜落事故として記録に残っております。

Lufthansa 540便のナイロビにおける事故。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%88%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E8%88%AA%E7%A9%BA540%E4%BE%BF%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85

http://en.wikipedia.org/wiki/Lufthansa_Flight_540

http://aviation-safety.net/database/record.php?id=19741120-0


当時就航して数年間の間全損がないため、
747の安全神話ができかけた頃でした。


上記の文面をお読みいただければ分かるとおり、
「重要な操作が『手動』で行わなければならない」
という問題があります。

設計時やテストベンチでの問題点は
実運用において意外な結果として表れます。

システムというのはできあがった直後はうまく動かないものです。

もちろん設計・試験段階での試験量や、
プロジェクトの体制により初期トラブルの数は減ります。