阿波池田「禿頭」の酔っ払って候(元福寿司2代目)

ブログ開始9年目、75歳になった。家族、師、友にブログ通じ少しでも恩返しが出来れば幸いなり。

【般若心経は仏教の神髄を説く】ってなに?と箸蔵寺ガイドで問いをいただいた。

2020年12月01日 00時39分34秒 | 日記
2週間ほど前、MR.Mのガイドのアシストをしていました。ちょうど鐘撞堂に昇る階段に

般若心経の文字が貼られています。



MR.Mが説明します。
「ここから本殿まで278段あります、ちょうど般若心経の文字数と同じです」と。

お客様がスマホで般若心経の項目を調べられ、仏教の神髄が説かれているって何?と私に訊くとはなしに

階段を上りながらつぶやかれました。このような質問は初めてなので、仏教の神髄ねエととしか言えませんでした。

般若心経は若い時から唱えていたので、何となくわかったような気がしていたのですが本当は分かっていなかったのです。

で、今一度般若心経と対面することとしました。

するとあることに気が付きました、この経はまるで交響曲、非常に短いんですが、

最初【悟りの導入部】があります、そして第一主題の【空】そして第2主題の【無】と続き、最後は【歓喜の真言】で締めくくられます。

辻井さんのピアノ演奏が浮かびます、辻井さんの演奏を聴くと大勢の人が涙します、それは辻井さんが無我の人だからです。

大乗仏教の経典はお釈迦様の直接の言葉ではありませんが、お釈迦様が発見されたダルマ(法、真理)を悟られたかたが

製作されたのでお釈迦様のことばと同等といえましょう。般若波羅蜜多心経はまさしく仏教の神髄を説いています。

合掌
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