最近のヒーロー映画の流れをつくったティム・バートン版バットマンも第一作ではバットマンとジョーカーの存在が拮抗していたが、二作目はペンギンとキャットウーマンの物語と言ってもいいくらいだ。その後にいたっては書くこともない。たいていのシリーズものはこうやって最初の輝きと勢いを失ってゆき、いつのまにか記憶から消えてゆく。
ところがサム・ライミ版スパイダーマンはそのルーチンに陥ることなく、二作目もヒーローの物語であり続けた。一作目は同じようにヒーロー覚醒の物語としてありながら、二作目はヒーローの自我確立の物語として仕立てられた。
ところがサム・ライミ版スパイダーマンはそのルーチンに陥ることなく、二作目もヒーローの物語であり続けた。一作目は同じようにヒーロー覚醒の物語としてありながら、二作目はヒーローの自我確立の物語として仕立てられた。
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