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ハヤカワ文庫50周年

2020年05月07日 | 雑日
ハヤカワミステリ文庫創刊は個人的にもエポックメイキングな出来事で、
第1回配本の中では「弓弦城殺人事件」(カー)。作品のできはアレだけど、
これから古いポケミス作品が文庫になるのか、とワクワクしたことを覚えています。

ハヤカワFT文庫の第1回配本「妖女サイベルの呼び声」(マキリップ)を読んで、
ファンタジイの魅力を知りました。
マキリップは「イルスの竪琴シリーズ」も良かったな。

SF文庫はもうあったけれど、SFの醍醐味を知ったのは「人形使い」(ハインライン)。
SFの大海を行く目印は表紙に「○○賞受賞!」とあるもの。
SF文庫の作品もずいぶん入れ替わりましたが、まだこの本は生きてるのかと棚から出すと、
表紙が見たこともない絵に差し替わっていて、がっかりすることも。
「SFロボット学入門」(石原藤夫)は、SF初学者だったころに読んで、
SF書くにはこんなにディープなことが必要なんだ、と圧倒されました。
宮武一貴の表紙絵も良かった。
ところで、深井国の作品は本にまとまらないですかね。
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