とても器用な作家で、作風をいくつか書きわけられるが、根本的な部分は、
1、人の心はテクノロジー進歩により変化する
2、登場人物の自分語りがキャラクター造形の一部
心さえ持続していればカタチはどうなっても「人類」であるのか、そうでないのか。
脳の働きはコンピュータープログラムと同じ、と考える作家は
リアル、アンリアルにこだわりすぎるし、総じてハナシが暗い。
アイデアの進取性とペシミステッィクな未来感がいかにもな現代SF小説ではあるのですが、
言い方は悪いけれど「アイデアとその外挿法から得られた未来世界の発表論文」のように思えてしかたがない。
小説の役割の一つとして、読者に希望を、ということもあって良いのでは。
結局、「太平洋横断海底トンネル小史」「選抜宇宙種族の本づくり習性」
「心智五行」「どこかまったく別な場所でトナカイの大群が」以外は、
同工異曲のような気がして、最後までたどりつけず。
と思ったんですが、最後の「文字占い師」「良い狩りを」
はいいじゃないですか。
「良い狩りを」はスチームパンクアレンジの香港アクション映画プロローグみたいで、verygood!
「文字占い師」は現代文学ですね。
さあ、次は「シャーロック・ホームズ 恐怖!獣人モロー軍団」だ!あははは
1、人の心はテクノロジー進歩により変化する
2、登場人物の自分語りがキャラクター造形の一部
心さえ持続していればカタチはどうなっても「人類」であるのか、そうでないのか。
脳の働きはコンピュータープログラムと同じ、と考える作家は
リアル、アンリアルにこだわりすぎるし、総じてハナシが暗い。
アイデアの進取性とペシミステッィクな未来感がいかにもな現代SF小説ではあるのですが、
言い方は悪いけれど「アイデアとその外挿法から得られた未来世界の発表論文」のように思えてしかたがない。
小説の役割の一つとして、読者に希望を、ということもあって良いのでは。
結局、「太平洋横断海底トンネル小史」「選抜宇宙種族の本づくり習性」
「心智五行」「どこかまったく別な場所でトナカイの大群が」以外は、
同工異曲のような気がして、最後までたどりつけず。
と思ったんですが、最後の「文字占い師」「良い狩りを」
はいいじゃないですか。
「良い狩りを」はスチームパンクアレンジの香港アクション映画プロローグみたいで、verygood!
「文字占い師」は現代文学ですね。
さあ、次は「シャーロック・ホームズ 恐怖!獣人モロー軍団」だ!あははは
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