「盗まれた国書」(上宮真人著 角川文庫)を本棚から発掘してきました。
「飛鳥探偵帖」という副題からおわかりのように、飛鳥時代を舞台とした歴史ミステリ、
探偵は聖徳太子さまであります。
発行は昭和62年なので、もう30年以上も前のこと。
発行人が角川春樹氏ですからねえ。
失礼ながら話をまったく覚えていなかわりに、
とある登場人物が関西弁で喋るところははっきり記憶にあります。
日本ミステリ史上、もっとも古い時代を舞台にした作品ではないでしょうか。
作品のカラーはラノベ、いや、昭和62年だからジュブナイルか。
そういった感じでありながら、
背景や設定は古代史に詳しい人でないと書き得ない感じですので、
古代史啓蒙のために研究者の誰かが筆名で書いたのではないでしょうか。
「上宮真人」なんて筆名も狙っているわけですし。
ふとシオドア・マシスンの「名探偵群像」を思い出してしまいました。
歴史上の人物が謎を解く短編集で、中学か高校のときに知り合いから借りて読みました。
どちらかというと歴史上の人物を書くためという色が強く、
ミステリとしては「?」だったことを覚えています。
「飛鳥探偵帖」という副題からおわかりのように、飛鳥時代を舞台とした歴史ミステリ、
探偵は聖徳太子さまであります。
発行は昭和62年なので、もう30年以上も前のこと。
発行人が角川春樹氏ですからねえ。
失礼ながら話をまったく覚えていなかわりに、
とある登場人物が関西弁で喋るところははっきり記憶にあります。
日本ミステリ史上、もっとも古い時代を舞台にした作品ではないでしょうか。
作品のカラーはラノベ、いや、昭和62年だからジュブナイルか。
そういった感じでありながら、
背景や設定は古代史に詳しい人でないと書き得ない感じですので、
古代史啓蒙のために研究者の誰かが筆名で書いたのではないでしょうか。
「上宮真人」なんて筆名も狙っているわけですし。
ふとシオドア・マシスンの「名探偵群像」を思い出してしまいました。
歴史上の人物が謎を解く短編集で、中学か高校のときに知り合いから借りて読みました。
どちらかというと歴史上の人物を書くためという色が強く、
ミステリとしては「?」だったことを覚えています。
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