階下に引っ越してきた人は、珍しくフレンドリーなカップル。
ある日、庭に出来た、バジルや、パセリ、シソなどをあげると、喜んでくれて、私も嬉しかった。
そこから、日本食の話になり、お寿司の作り方を知りたいというので、招くことになった。
といっても、私は、いつも、巻きずしが、うまく作れない。
具材が、真ん中に行かない。
いつも、適当に自分で作ってるからだと思い、今日は、彼女が来る前に、Youtube で調べてみた。カップルの男性の方は旅行に行ってるので、彼女だけを招いた。
男性の方は、シェフなのだけど、魚アレルギーとのことなので。
https://www.youtube.com/watch?v=B-48-xGDjrs
https://www.youtube.com/watch?v=Dr1mQrDPysg
今朝は、朝早くから、海岸沿いの魚屋に行った。
開店が8時半なので、8時半に家を出て、魚屋に着いたのが8時45分くらい。
それでも、長い行列が出来ていた。
こんなに長い行列は、パンデミックになり、ロックダウンになった時以来のことだ。
エビとスモークサーモン、マグロなどを買った。
マグロは前に並んでいた、髭の子供連れの体格の良い白人男性が、100ポンド分くらい(1万6千円分くらい)買い込んでいた。
もう少し、遅く行ってたら、売り切れているところだった。
久々にイワシも売っていたけど、イワシは、缶詰のイワシでも結構美味しいので、少しだけ買った。
前菜のナスとシシトウ(Padoron Papper)の味噌炒め(味噌、みりん、醤油)シソも加えて。
寿司の具材を準備する。
Yotutubeを観たので、その通りに出来るだけ作ってみた。
すると、何と、今回は、具材が、ちゃんと真ん中に来た。
そして、巻きずしも崩れることがなかった!!やっほ~! 初めて成功だ!!
そして、時間が来て、やってきた彼女にも手ほどき(?)をして、作ってもらった。
犬のアクセルも一緒にやってきた。
大人しく座っていたけど、時々、犬とボールで遊んだりした。
何と、階下の人の家賃は、1か月、900ポンド(約14万8千円)もするそうだ。
うちと同じ間取りだから、1LDKで、この値段だ。
これには、びっくり!!
以前住んでいたジョージが、出て行かなければならなくて、ジョージは、その当時500ポンドか600ポンド支払っていた。600ポンドしか支払えないと言ってたが、その値段では、この街では、借りれる物件がなかったそうだ。
「ホームレスになってしまう」と言って、彼は、ずっと心配していた。
最後は何とか、カウンシル(市)のフラットを紹介してもらったようだけど。
夫の友人のイアンも、トレイラーハウスを追い出されて、ホームレスになってしまった。
今は彼女の所に居候しているようだけど、いずれは、100歳近くなるお母さんの家(ヨーク)に行くことになるのだろう。
私も老後のことが心配で、たまらなくなる。
うちの両親が残してくれた古家は、地震が来たら、絶対に倒壊するだろう。
地盤が緩い場所だから、今も傾いているので。
年金も殆どないので、将来が不安だ。
長生きするのが、怖い。かといって病気になりたくない。
元気で、ピンピンコロリと逝きたい。
老人ホームに入るお金もないし、ひとり息子がいても、身寄りも、いないのと同然だし。
いつまで仕事できるだろうか?
昨日、とうとう、清水の舞台から飛び降りる気持ちで、来年の日本行の切符を購入した。
1年分の年金が、航空券に消えた。(-_-;)
でも、どんどん年取っていくし、何が起こるかわからないご時世。
帰れる時に帰っておかないと、と言う気持ちだった。
やはり、1年に1回は帰りたい。
今回は、6週間くらい滞在の予定だ。
まだ、仕事があるからね。
久々に、美味しいお寿司を食べて、お客さんも来て、ちょっと満足。
淋しさも少しは紛れた。
面倒だけど、やはり、自分で作るお寿司が美味しい。
海外にいては、自分で作るしかないのだ。
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