長い干ばつが続いた後、先日の大雨で、道路は洪水状態になりましたが、その後、緑が戻ってきました。草木も、生き返ったようです。
でも、まだまだ、水不足が解消したわけではありません。
そんな折、先日、イギリス国内ニュースでショッキングなニュースが大々的に、報道されました。
Hastings からSouthsomptonにかけて、南のコーストラインの海岸にかけて、先日の大雨の時に、浄化処理されない汚水が、大量に海に流されたというニュースです。
以前、私の元生徒さんが、「海で泳がない方がいいよ。水道会社が、汚い水を垂れ流ししてるから」と言ったことがありました。
それでも、私たちは、別に気にとめないで、いや、殆どの人が泳いでいるし、そういうニュースを聞いたことがなかったので、海で泳いでいました。
以前、ビーチに座っていた時、臭い匂いがすると思ったら、足に、ウ〇チが、ついていて、びっくりして、海に水で洗い流したことありました。
あれは、もしかして、水道局が処理しない汚水を流したからかも?
それとも、犬のPooか?
いずれにしろ、その後、何となく気持ち悪くて海では泳いでいません。
確かに、こちらの海は、透き通った水では、ありませんが、まさか、処理しないまま、汚水を、川や海に垂れ流していたとは?!
それもこれも、こちらは、サッチャー首相が、公共の国営の会社を全てをプライベート会社にしてから、儲けばかりを考える会社が増えて、リッチな外国人が、水道局を買い取り、外国人による経営が増えたことによる弊害なんだそうです。しかも、水道代は、すごく高いのです。
最近、水道メーターが新しいのにつけられたものの、今でも、前払いで余分に支払わされるシステムが続いています。
例えば、今年の初めは、1か月56ポンド(日本円で9千円以上)くらい差し引かれていました。
実際には、毎月、約27ポンド位(4400円くらい)使用しています。
これが、前払いで差し引かれるのです。
そして、水道会社のCEOは、莫大な収入を得ています。
海や川に汚水を垂れ流したことに対しての言い訳は、パイプが古くなったから海に流さざるを得なかったという言い訳です。
こんなことが許されて良いのでしょうか?
皆、すごく怒っています。
夫は、プロテスト(抗議活動)の為に、水道会社に、毎月、1ポンドしか支払わないことを決めました。
(とは言っても、前払いで、Creditが、かなり残っています。本来ならば、Refundしてもらわなければいけないお金なのです)
全く払わないと、水道が止められる恐れがあるので、夫は、毎月、1ポンドだけ支払うということにしたようです。
水道は、人々が生きていくうちで、最も大事なものです。止められたら大変です。
でも、人が生きる権利で一番、大切なものなので、水道は止められることがないと、夫が言っておりました。
こちらは、上水道と下水道が別々の会社で経営されてるようです。でも支払いは、一つの会社に支払いがされることになります。ややこしい。。。( ̄▽ ̄;)
私が危惧するのは、日本も、今、中国に、北海道などの土地、特に水源地を買われていること。
海外に水源地を売ったり、外国人に大事な水道会社を、売ってしまったら、本当に危険だということです。
日本は、水が豊富にありますが、海外では、貴重なものです。
そんな、水源地が外国企業に買われてしまったら、大変なことになるということです。
特にC国などは、今、渇水状態なので、日本の水源から、ペットボトルで、どんどん水を吸い上げられてしまっては、いくら水が豊富な日本でも水不足になる可能性もないとは言えません。
こちらでは、お風呂を使う人が少ない理由もわかりました。
ホテルでも、バスタブがなく、(特に安いホテルは)シャワーだけと言うところが多いです。
最初、こちらに来た時、まず驚いたのは、食器を洗剤で洗って、水を流して、ゆすがない事には驚きました。うちでは、ちゃんと水で流してゆすいでいますが、多くのイギリスの家庭では水でゆすがないようです。
お風呂も滅多に入らないで、シャワーで済ませる人が多いのです。
夏ならいいけど、冬は、お風呂に入って温まりたいもの。
でも、日本だから、そういう、ぜいたくが出来るのですね。
日本に帰った時、毎日、お風呂に入っても、水道代は、毎月4千円くらいだったと思います。
こちらでは、倍の金額です。
干ばつ以来、うちでは、台所の排水は、面倒でも、毎日、バケツで何倍も、庭に持って行って水撒きに使っています。これだけでも、毎日、相当な量になります。水道代も節約できます。
先日、一人の生徒さん(学校の先生)がロンドンに引っ越しすると言ってやめました。
最後にすごく豪華な花束を持ってきてくれました。
賞味期限前の豆腐を使い切ろうと豆腐サラダにしました。残り物のカニカマも入れて、いつもの手作りドレッシングで、美味しかったです。
今年の春、夫の長兄(75歳)が亡くなりました。私は日本に帰っていたため、お葬式に出席できず、おととい、義兄の家に今は一人で暮らしている奥さんの所に行きました。
義兄夫妻には、生前、泊めてもらったり、お世話になったこともあるので。
白いバラの花束を持って行きました。
義兄の家は奥さんが、今も、きれいに庭の手入れをしていました。
この家は丘の上に建っていて、家の上の方に、だんだん畑みたいに、庭が4つもあります。
それぞれの庭の手入れ、大変だろうと思います。以前からガーデニングが命みたいな夫妻でした。
見晴らしの良い家の前のポーチでランチを頂きました。
ブドウもなっている。
一段目の庭
階段を上って
二段目の庭。小さな池もあります。
三段目の庭、やや大きめの池があり、鯉も泳いでいます。
梨の木もあり、たわわに実っています。もうすぐ収穫時でしょう。
夫の長兄は、ミツバチを飼育していて、ハチミツもかなり収穫して、売りに出していました。
今は、ミツバチもいなくなりました。
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