風とカモメの街に暮らして

海外生活、20年、シニアの生活を綴っています。                   

初めてのPrivate View

2017-07-05 12:41:08 | 水彩画
ミリーの散歩もなくなり、先日は、ヨーキーのお散歩に行ってきた。
久々に公園に行くと、桜の木に、小さなチェリーがいくつも、なっている。



この木、春になったら、桜の花が咲いていたのかな?
いつも、桜の季節は、日本に帰ってるから、この公園の桜の花は、見たことがない。

月曜日は、地元のUnder Gorund Theatreで、行われるExhibition(展覧会)の搬入の日だった。
夫は、ちょうど、仕事がなくて、一緒に、車で搬入することが出来た。
私の作品、7点(ほとんどがA4サイズの小さなものばかり)と、夫の大きな作品6点を、スタッフの人に手伝ってもらいながら、ディスプレイした。

今夜は、プライベートビューと言って、アーティストの知り合いの人などを招いて、リフレッシュメントなどを勧めて、絵を見てもらうというイベントがある。

私にとって、生まれて初めての経験。

このところ、将来の事を考えると、不安が募ってきて、ちょっと、鬱気味だったから、このイベントは、こんな私の、生活に、少しは、活を与えてくれるのではないかと期待している。

毎週、金曜日と土曜日だけ、今月いっぱいまで、この絵の展覧会は、開催されている。
会場は、音楽イベント、小さなコンサートなどが行われている。

2年ほど前に、この会場で、シンガーの人とともに、ピアノを3曲ほど弾いたことがある。
あの時は、あがってしまって、おまけに、初めて弾くこの会場のピアノ、暗い照明のため、よく見えなくて、
オクターブ間違ったキーを弾いてしまって、冷や汗ものだった。

展示する絵は、今までの作品に加えて、日本風のものも描いてみた。



これは、ものの10分ほどで、描き終わった。
でも、絵を吊るすのを手伝ってくれた人、「この絵、いいね」って褒めてくれた。(^^♪

最近、BBC4で、"Art of Japanese Life" と言う番組が紹介されていた。
日本の美とは、簡素なものにこそ、ありけりみたいなことを、日本人よりも、もっと詳しく、そして、わかりやすい英語で説明していた面白い番組だった。

シンプルなののほうがいいかな?
水彩画の技法でも、白い部分を、敢えて残しておくというのを、先生に教わった。



この竹、まだまだ、筆遣いが下手くそだけど、一応、和風に見えるかな?

実は、この絵は、母の持っていた本をコピーしてきたものを、参考に描いた。
母は、絵手紙を習いに行ってたものだった。
絵具や、本など、多く持っていたけど、母が亡くなった時、殆んど、人にあげてしまった。

あとは、ジョンパイパーから、インスパイアーを受けた、(実は水彩のクラスで描いた)この絵。



さて、私は、招待する人に困ったけど、何とか、私のピアノの生徒さんやその家族が来てくれることになっている。
私たち以外には、あと3名、出展者がいる。

年配の方たちだが、船の絵を主に描く、ターナーの影響を受けた水彩画を描く方と、あと一人の方も水彩画を描く方で、どちらも、素晴らしい作品を出展されている。

こんな上手な方たちに交じって、ちょっと、私の作品は、見劣りするかもしれないけど、これも個性だから、と思うことにしている。

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