風とカモメの街に暮らして

海外生活、20年、シニアの生活を綴っています。                   

もう二度と、夫の息子の家には、泊まらないと決めた理由。

2023-07-30 14:44:38 | 家族関係




今週月曜日から、5泊6日で、夫の息子の所に行った。
普通なら、2泊くらいが、せいぜいだけど、今回は夫が、子守を頼まれたからだ。

夫の孫は、とても可愛くて、私にも、懐いてくれているし、問題がないかと思っていた。
お風呂を使わせてもらったりするのに、気を遣うので、前もって、ガス代、水道代も、渡した。

しかし、夫の息子は、すごくストレスフルになっていて、いつも、子供が寝る前になると、怒ってばかりいた。いつも、ピリピリした空気が漂っていて、リラックスできなかった。

買いものも、毎日、私たちが、自腹を切って買いものして、夫の息子が、一度も、食費を払うことは、なかった。
近くに住む、夫の元妻とも、いろいろもめていて、うまく行っていないようなのだ。

夫の息子は、ビジネスでは成功していて、大きな邸宅に住んでいる。
それでも、「おもてなし」という気持ちは、さらさらないようだった。

私は、滞在中、リラックスすることも出来ず、殆ど、家政婦さんみたいな感じだった。
食事の支度をして、後片付け、それに、楽しみにしていたお風呂も、孫が寝るから、何時までにお風呂を使ってくれと言われたり、夜は、子供が寝付くのが大変だから、物音を一切、立てないで、廊下を歩くときも電気を付けないで(夫の孫は、怖いのでドアを少し、開けて寝ている)
外から灯りが漏れると起きてしまうというのだ。

確かに、夫の孫は夜寝る時、Daddy, Daddyと、淋しがって泣く。
7歳にして、こんな状態なのは、ちょっと変だなと思ったりするけど、夫の息子は元パートナーと別れて、夫の孫は、1週間交代で、元パートナーと夫の息子との間を行ったり来たりの生活をしている。心が不安定なんだと思う。

昔から、夫の息子は、わがままだと思っていたけど、今回は、つくづく、もう二度と、ここのうちに泊りたくないと思った。

食事を作って、サービングした後、やっと自分の料理を運んで行ったら、夫の息子は、もう、さっさと片付け始める。

私は、おちおち、ゆっくりと食事もしていられなかった。
こんな状態で、食事もゆっくり楽しめず、会話どころか、本当に、ただ働きの家政婦状態だった。

与えられた部屋は狭くて、4ベッドルームもあるけど、机もないので、本も読めないし、PCを使うことも出来なかった。
2-3日だと我慢できるけど、1週間は、きつかった。

自分の仕事(生徒さんには、この週はお休みということにしていた)も犠牲にして来たのに、おもてなしどころか、家政婦さん、+彼らの食費も払わされることになって、かなり不満だった。

難儀だったのは、夜、廊下に、灯りを付けて歩けないこと、トイレは部屋の近くだから、真っ暗でも歩いて行けるが、階段は、怖かった。目が悪いので、真っ暗だと踏みはずすかもしれなかったから、危険だった。

良かったことは、孫と一緒に、出掛けられたことだけど、これも、夕方5時まで、在宅ワークに集中したいからと言われて、雨が降っても、家に帰ることは許されなかった。
寒さの中で、あちこち、避難できるカフェを探しまわったりと、気疲れした。
夫も息子には何も言えず、四六時中、気を遣っていた。

木曜日、近くに住む、夫の娘が来て、子供の面倒を見てくれて、Bristolの彼氏の家まで連れて行ってくれて、夫の孫が、1泊してくれた時は、ほっとした。

この日は、夫の息子は、機嫌が良かった。
打って変わって機嫌が良くて、別人かと思うほどだった。

夜はパブに行き、家にかえってからも、大音量で、音楽をかけ、友達を呼んで、酒をのみまくっていた。
夫も一緒にパブに行ったが、ローカルパブに行くと、彼の友達が、いっぱいいたそうだ。
誰とでもフレンドリーにする夫の息子。そのお陰でビジネスは、うまく行ってるようだ。

でも、私のことは、昔から、アジア人だから、見下しているようなところがある。
南アフリカで育った彼は、小さい時から常に、カラードのメイドさんがいたようだ。
白人以外は、メイドさんみたいに、思っているところがあるようだ。

夫が良い事ばかり言うので、今回は、行ってみようと言う気になった。
勿論、夫の孫ちゃんには、会いたかったし。
でも、もし、今度行くことがあったら、少々、高くついても、ホテルに泊まろうと思っている。

特に難儀だったことは、お風呂に自由に入れない事や、5時まで、家に戻れない事、階段の照明をつけれないので、危なかったこと、ご飯がゆっくり食べれないこと。本当に、ただ働きの家政婦さんだったこと。

木曜日、金曜日は、夫の娘が子守してくれたお陰で、リラックスできた。
息子のパートナーの勤めているステイトリーホームにも観光に行くことが出来た。
おまけに彼女が働いているということで無料で入場できた。
この日は、本当にリラックス出来て、僅かの時間だったけど、楽しむことが出来た。

近くのLangportと言う町、ここにTescoがあるので、毎日のように買い物に行った。



晴れている時は、とても美しい景色だけど、あいにく、殆ど曇り空ばかりだった。

木曜日は、夫の息子が、やっと、ピリピリしたストレスから解放されたのか、穏やかでフレンドリーな感じだったので、夫がプレゼントするために、自分が時間をかけて作ったSculptureを持ってきた。下の木箱も手作りだ。夫は、この日、初めて、自分の作った作品を、もらってくれるかどうか、箱を持ってきて開けた。





雨の降っていないときは、庭のテーブルでの食事。これは気持ちよかった。



かき揚げをするのは、面倒だったし、サラダオイルも買わないとなかったので、カレーやスパゲティなど簡単な料理にした。

ある日の昼食、オムライスを作った。夫の孫ちゃんには、不人気。
日本の子供たちなら大好きなはずだけど?



私は、子供の時、母に連れられて、デパートの最上階のレストランに行き、お子様ランチを食べたものだ。そしてクリームソーダとか、クリームジュースを飲むのが楽しみだったのを覚えている。

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