なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

血圧の秘密

2007-08-01 14:19:06 | Weblog
 これは実は秘密でもなんでもない事なのに私が知らなかっただけで、誇大タイトルです。
 最近発行されたハリーポッターの題名みたいに「○○と△の秘密」とか「××の謎」みたいに名付けてみたかっただけです。
 マアそれでも最近まで気にもしなかったことが分かってきたということで
 血圧と囲碁の関係・・・いやまだオーバーです
  
 昔勤めていた会社の社長の話ですと・・・20年は昔のこと
 「囲碁は血圧とか血管に良い」という趣旨なのです
 その人は当時私には向こう4子でしたからマア横好き仲間ですが、あちらは社長ですから地元のロータリー仲間との付き合いがあるので、もしかしたら何処かのお医者様の話を聞いてきた受け売りかも知れません
 理由は、碁を真剣に打っていると血圧が上がるし、血管や心臓に多少負荷がかかるのだが、これはトレーニング的なプラスの効果もある・・・とか
 プロなら囲碁の真髄に迫るのにエネルギーを使い、ザルは単に勝った負けたで血圧を上げているのでしょう。
  勝ち負けと病気の発作に関して言うと・・・競馬の場合では聞いた話だが、穴馬券を当てるとか大勝負に勝った時が危ない。
 マージャンでは映画の麻雀放浪記では九連宝塔をつもった瞬間に心臓発作を起こしている・・・と言うことは勝負には負けたくはないけれど、勝てば良いと言ういうものでもないらしい。
  
 囲碁の方の話は昔聞いたもので、前後の関係とか相当怪しい記憶ではあるが、今の状態で考えると、そうであって欲しいみたいな。
 その社長は医学的な知識はどうだかわかりませんが、柔道では講道館の師範的なライセンスを持っていたから、私たちにぎっくり腰など整体的な処置はやってくれた・・・但し「骨接ぎ」系と内科は別でしょうね
  最近自分の体調管理として血圧測定を義務付けられて、朝と深夜に測っている。
 乾電池で自動的に測る、体温計とか万歩計、体重体脂肪計などで有名なあのメーカー製の機器ですが、家庭で手軽に測れて且つ値段が高くないという基準で数年前に買ったものだから、いまいち信用できるかどうか分からないのです、マア家庭用だから。
 腕に布を巻いて、空気を送り込んで自動測定するのですが、布の巻き方で多少数値が違うような気がするし、測る姿勢・腕の位置角度でも・・・
 マア数値は目安みたいなものでしょうか
  それで朝起床して30分から1時間と寝る前の30分くらいで測ることになっているのですが、昔の社長の言葉を思い出して囲碁を打ち終わって測ると・・・確かに普段より高目です。
 全部の対局で測っているわけではないから科学的データとは言えませんが、今の所個人的なデータでは10から20は上昇するようです。
 コレが同じくらいの人との対局では高目、置かせ碁ではそれほどでもないような気がしていますが、マダマダデータが少ない。
 それは真剣みの差か、置かせ碁ではある程度勝負については第三者みたいな気分があり、その差かもしれません。
 ただ昔聞いた効果については私の場合なんとも・・・期待はしているけれど。
  
 打ち終わって測るのはマアそういう興味があるので良いとして、打ちながら測るのはやったことがないけれど、やはり集中できないでしょうね。
  例えばプロ棋士のタイトル戦で、一方の棋士に血圧に関する懸念があったとしても、打ちながら血圧のモニターはしないでしょう。
 控え室にドクターが待機してるというのはあっても・・・
  もしモニターできたらプロ棋士の血圧の変化はどうだろう?
 プロ的な凄い変化があるような気がするのですが

 そういえば昔このモニターと言う経験があります。
  勿論碁ではありません
 歯の治療で抜歯処置・マア大げさに言えば手術です。
  それで最近はこういうことにかなり患者の身体的条件とか服用している薬に気を使いまして・・・
  私は血液がサラサラになるような薬を飲んでいるのですが、コレが出血については困るとかで処置予定数日前から服用停止。
 抜歯処置も何だか集中治療室みたいなと言うか計器の並んだコクピットみたいな部屋で、数分おきに血圧・心拍数などの数値がデジタル表示される。
 そこまでされると、自分が重要人物でないだけに、そんなに大げさなことをしないで欲しいと思うのでなにやら落ち着かないものでした。
 歯科大学の学生さんの訓練台にはなったでしょうが

  ああいう設備があるところで碁を打てば一局の進行の棋譜と同時に、血圧譜?も取れることでしょう。
 打つ人は集中が難しいかもしれませんが、囲碁と血圧の関係を研究するならああいう設備と方法がいいかも知れませんね。
 但し研究する価値がどれだけあるかは知りません