
パソコンも息子が「pod」などと割り込んでこないから、これも気兼ね無しの全くのドフリー。
尤も普段でも遠慮とは縁が薄いですが。
女房と息子は県外の娘の所へ遊びに行っているから、まさに大鬼、子鬼が留守
いや私が餓鬼みたいな鬼で、息子がホンモノの餓鬼、女房殿は鬼より怖い人
普段からのうのうと暮らしていますが、更に気を使わなくて良いということです・・・これだけフリーなのに、情け無いことに宵のうちから寝てしまい、夜中の目が醒めたのに、それから風呂を沸かすにはチョッと時間が・・・
そこでシャワーを浴びたらまたいい気持ちで寝てしまった。
全く年は取りたくないものです。
こういう”ツケ”は必ず来るもので、翌朝4時過ぎには目が醒めてしまったのです。
このあたりは朝3時半には新聞やさんたちが走り回っているから、耳ざとい爺様は自然に目が醒まされてしまうのです。
しかし睡眠時間は充分だし・・・何もやることが無い。
まさかこの時間からTⅤを見たり、新聞を開いたりする気にならないし、話し相手など勿論居ない。
一つ大きな悟りを開きましたね。
「女房より長生きしてはいけない!」
こんな生活が日常になったら堪りません。
仕方なく(そう言ったらネット仲間に失礼ですが)ネットで観戦に限る。
しかし”いずこも同じ秋の・・・いやまだ夏だが”、ネットの対局リストに載っているのは3組のみ・・・そりゃそうかも。
しかも2局は対局終了・・・つまりどちらかが残って並べているか、観戦者が居眠り居残りか?
進行中は1局だけで、対局者は少し下手なので入室を遠慮・・・
無理も無い朝5時近いから普通は寝ているだろう・・・
と、そこへ同じくらいの点数の人がエントリー、思わずダボハゼみたいに飛びつきました。
その人とはコレまでに数度対局したことがあり、もち点が上になったり下になったりだし、ネットで見る名前をHPで見たことがあるような気がする・・・リアル見たいには分からないもののマナーが良さそうな人です。
そして特に最近はよく考えて打つので、こちらも心構えが必要です。
前回の対局は序盤から猛烈な捻り合いとなり、私がアホな手を打って負けました。
途中「攻め合い有利」だと思っていたのですが・・・コレがシッカリと手を読んでの感想ではなく「何となく」だったので、気がついたときには1手負けになっていたのです。
局後に「私に手順前後」があって1手負けで逆転したことを発見した。
情け無いことに局後の発見ですから、まさに「後で気がつく○○」なわけです
改めて「何となくはダメ」と自分に言い聞かせたのですが、コレが何回目になることだろう、両手では足りないな。
さて本日は私黒番コミ4目半出し、黒2連星に、白両小目、黒は白の小目に小ケイマカカリ、白2間高ハサミ、黒2間トビ、白間トビ、黒ケイマカケ、白出切り・・・とマア定型みたいな展開
白さん時間を使いながら進行する。
私だってノータイムなどではないのですが、白の考えている時間に一緒に考えているわけで、それほど自分の時間を消費しなくて済みます。
私としては結構考えてはいるのですよ、他にやることが無いのですから。
局面は一触即発の気配はあるものの淡々と進行する
中盤では少し地合いでリードしている気分です
尤もコミを出すのですから少しは良くないといけないわけで、油断は禁物
ヨセで白が利かしに来た時、黒は手抜きして更に稼ぎに行ったのが危険な手だった。
白は待っていましたとばかり、放り込んでコウ勝負を挑んでくる
ココで勝負に来るということは白も地合いで不明あるいは良くないと考えていたということでしょう。
実戦ではそんな解説者みたいなことを言ってられませんが・・・
コウに負けると10目は損するからこれは勝負を左右します。
但し白からも大きなコウ立てが続かないから、5,6目のコウ立てだとコウを解消した時に、白がコウを打ったとして、黒から先手で4目儲ける手があるので、運よくコウの危ない橋は2目損で済んだのです。
この辺りでは白は時間に追われていて常に残り2,3秒で打っていたのですが、最後は残り1秒で投了したのです。
「時間切れ」でもなく「数え」でもなく「投了」に彼らしさを感じる。
投了していただいたから言うのではない、ココまで来たのだから数えても良いわけだし・・・でも黒からチャンスらしきものを提供してしまい、白はそのチャンスを生かそうとした・・・
勝ったからではなく、何となく爽やかな朝になりそうな気がします・・・
時刻は6時半、顔洗ってヒゲ剃って時間はたっぷり

