なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

幸せは案外御近所に

2012-07-29 22:44:37 | Weblog
 野鳥の写真を撮るのが趣味ですから、この真夏の暑い日に出掛けて行くわけで物好きと言うか、、、最近の熱中症危険から言えば気違い沙汰とも言えるかもしれません。
 チョウゲンボウの巣立ったところでは今でも時折チョウゲンボウを見る事が出来るので、空中でのホバーリングや草原に舞い降りるところを撮りたいと思ったらその場所に行くわけです。
 但しソコは海に近い場所で日影が全くない、、、立ち入り禁止区域には松の木があるが、、、だから日傘代わりに折りたたみ傘をさして、麦藁帽子を被る事になるが、、、。
 こういう物好きな事をする人は他にいないから、時折通りかかるウォーキングや犬の散歩、あるいは釣りの人などから話しかけられる事が無ければ沈黙の時間が続く。
 暑くて、気を紛らわすような話相手も居ない、、、そして鳥撮りのチャンスも確率が低い(今は低い)。
  しかもソコまで家から自転車で4,50分はかかる。

 そういうわけで、流石に今日は御近所の公園。
  家から自転車で10分で行ける公園、、、埋立地ですから人口の浜に人口の池に人口の林ですが流石に20年以上経つとソレらしくなってくるものです。
 しかも、東日本大地震で池が壊れるまではソコではカワセミを見る事が出来たのですから。
  その池の修理が終わって、、、ナント、カワセミの姿を見る事が出来たのです。
 但し池が治ったと言っても池の中に以前のように小魚が沢山いるわけではないので、本格的にカワセミが訪れるようになるのには時間がかかりそうです。
 しかし昨日、池の近くの林の上では猛禽類(多分チョウゲンボウ)を見かけたので、今日の狙いはそちらにチェンジ。
  家の近くの公園で、しかも木の陰になっている日影のベンチで待つ事が出来るのです。


 まずは大きな芝生広場の上をチョウゲンボウが飛んで行く。距離があるのが恨み。

 実はコレ、カラスに追われていたのです。猛禽類とはいえ体はカラスより小さいので戦いは厳しい。

 しかもカラスは集団戦が得意で、チョウゲンボウと言うと基本は単独行動。だからチョウゲンボウはたいてい劣勢です。
 カラスは子育て中の猛禽類の巣をを襲ったりしますが、逆に自分の巣の近くに猛禽類が近づくと戦いを挑むのです。
  この辺りではチョウゲンボウに限らず、トビやハヤブサなどとカラスは戦っているのです。

 さて本日のラッキー!!。

 私の坐っている木陰のベンチの2,30メートルの所にチョウゲンボウが舞い降りた。この写真は500ミリレンズで手持ち撮影。こんなラッキーがあるのなら300ミリF2.3を持って来て三脚を立てて待っているのでした、、、後の祭り。
 
 これもそのベンチに腰掛けたままで撮れる位置に来てくれた、、、但しこの木の下に遊歩道があって人が通ったので直ぐに飛び去ってしまいました。

 いずれにせよ御近所にも幸せがあると言う一日でした。