徒然なるまままに

展覧会の感想や旅先のことを書いてます。

天皇皇后両陛下が「書の至宝」展をご覧に

2006-02-24 | 美術
天皇皇后両陛下が「書の至宝」展をご覧に

 平成18年2月1日(水) に天皇皇后両陛下が「書の至宝」展をご覧になりました。

 本件について、ジャーナリストの田中信彦氏があるメンバーサイト
「中国国営通信社・新華社のネット版に出ていた。記事とリンクした読者の掲示板を見てみたら「何はともあれ喜ばしいことだ」といった好意的な書き込みが目立つ。(中略)中国の歴史文物の素晴らしさは誰にも異論のないところで、中国の人々にとっても強く誇りとする部分である。そこに天皇が自ら出向いて鑑賞したことが中国人のプライドをくすぐったのだろう。こういう点は非常に大事なことで、大多数の日本人が中国の文物に親近感を抱いているのは事実なのだから、中国のメディアがこういうニュースを大きく伝えてくれるのはありがたいことだと思う。(後略)」
と感想を述べていて初めて気がつきました。
 
 天皇陛下が、外国の文化に敬意を払うだけで他国ではニュースになるかと思うと素晴らしいこと。あまり天皇陛下がどんな展覧会をご覧になるかは気にしたこともなかったが、外交上は大変重要なことなのですね。
 一方われわれ日本で海外の展覧会にいく機会は多いと思うのですが、外国の方が日本文化の展覧会に触れれる機会は非常にすくないような気がします。今回「中日書法珍品展」は上海でも開催されますが、大変いいことですね。今年は東京国立博物館はニュージランドに貸し出しをするようですが、さらにもっと日本の文化を世界に伝える役割を担うことを頑張ってもらいたいですね。

 なお、朝日新聞の書の至宝展ホームページでは、
「書の至宝展」閉幕 18万人が来場
 東京・上野の東京国立博物館で開かれていた特別展「書の至宝――日本と中国」(朝日新聞社など主催)が2月19日、閉幕した。(2/19) 詳しく≫

 皇太子ご夫妻、書の至宝展を鑑賞[2/14]
 常陸宮妃華子さま、「書の至宝展」鑑賞[2/14]
 書の至宝展、三笠宮妃百合子さまら鑑賞[2/10]
としか掲載されていません。また、宮内庁のホームページの皇太子同妃殿下のご日程には、「書の至宝展」は掲載されていません。うーん。朝日新聞のミス?。

P.S.平成18年2月15日(水) には 、皇后陛下が「渋谷で出会う ポーラ美術館の印象派コレクション展」をご覧になったとのこと。Bunkamuraのホームページには何も掲載されていないようです。
また、平成18年2月3日(金)には、皇太子殿下は、「東京-ベルリン/ベルリン-東京展」及び「ドイツ・デザイン展」オープニングセレモニー にご臨席された由。

宮内庁のホームページはこちら。
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