赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

日本製品不買運動は長続きしない current topics(390)

2019-08-04 09:19:59 | 政治見解



current topics(390):日本製品不買運動は長続きしない



生活の隅々にまで日本製品が入り込んでいる韓国で、日本製品の不買運動が始まってから1か月がたちました。
この現状について、当ブログが最も信頼する情報筋から以下のコメントが寄せられました。



韓国政府は国民に対し、日本がなぜ韓国に対し輸出管理を厳格にしているのか
その背景やいきさつを一切説明せずに、反日感情だけを煽り政府の能力不足を隠蔽しています。

国民は決められたプラカードを手に反対集会に参加したり、日本製品の不買、日本企業へのボイコット活動を始めています。

メディアでは「不買運動が異例の長期化が予想される」と報じ、不買運動を煽りたてる動きもあります。


しかし、過去においても現在も韓国経済は多くの分野で日本に依存しています。

韓国社会の中には広く日本製品、技術が入りこみ不可分の関係にあり、
製品の製造、販売、流通に従事する韓国人の数が多いのも事実です。

このような事情から、現在激しい反日活動が報じられてはいるのですが、
実は活動を主導する人たちは最初から不買運動やボイコットが成功するとは考えていません。


主導している人の中心は日頃から無謀な賃金要求をする政権寄りの労働組合の幹部たちです。
彼らは仮に会社がつぶれようが法外な賃金を要求して会社を経営危機にしてきました。
同じように、国民の雇用の危機や生活の障害などお構いなしにボイコット活動を推進しているわけです。

この動きは一時的には反日感情を増幅し国民の支持を受けるのですが、
実際にはわずかな期間、国民の鬱憤を晴らす道具になるだけです。

遅かれ早かれ誰も得をしないだけでなく虚しい屈辱感を味わうことになり、いつものように疲れ果ててしまいます。

韓国政府はこれ以上、韓国の国民を悲しませないようごまかしの政治手法に終止符を打っていただきたいと思います。





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