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current topics(404):G7で何が話し合われたのか
フランスのビアリッツで主要7カ国首脳会議(G7サミット)が開催されています。
またこれにあわせて25日には日米首脳会談が開催されました。
メディア報道では会談の本質がわかりづらいので、当ブログが最も信頼すべき情報筋に解説を求めました。
①メディア報道の偏向性
まず、全体的にメディアは反トランプです。
日米首脳会談もメディアの記事は、あたかも日米首脳間に亀裂が生じているような表現が多いと思います。
悪意が混じっていて明らかに偏向報道です。
他にもトランプ大統領関連の報道はネガティブ報道ばかりです。
②米英関係
トランプ大統領とイギリスの首相が同類で仲が良いような報道も多いのですが、トランプ大統領は内心、イギリス首相に対し「金と女に卑しい礼儀知らずで頭が悪い下品な奴だ」と思っています。
トランプ大統領独特の勘の良さと、アメリカの情報機関の調査に基づいた判断です。
③「TPP+アメリカ」は中国包囲網
トランプ大統領は世界の貿易の枠組みを再構築するために、EUやイギリスを対象として協議するにはあまりにも相手国の経済レベルが低すぎて何の基準も作れないと考えています。
アメリカがいったん外れたTPPには簡単に戻ることが出来ないのですが、妥当性の高い日本主導のTPP基準に合わせる形で日米二国間貿易交渉が妥結しました。
これは単に日米貿易交渉の妥結と言うだけではなく、明確に日米中心の経済秩序の構築に成功したということです。
中国の一帯一路計画がとん挫しようとしている中、強力な連携が組まれたわけです。
当然のことですが「TPP参加国+アメリカ」は軍事的には中国包囲国家網であることは確かです。
余談ですがこの枠組みには韓国は含まれていません。
韓国の政権が交代した時点で参加させるか否かの検討をするようです。
日米政府による「韓国への経済封鎖計画」は文政権が続く限り目立たぬ形で進められるようです。
④日米首脳会談の主要テーマ
トランプ大統領のツイートにある「トウモロコシ云々」はアメリカ国内の農業従事者に向けての大統領選用のポーズです。
日米首脳会談で最も重要なテーマとなったのは、米国産シェールガスの輸入についてです。
これが実現すれば中東地域の情勢は一変します。
アメリカは自国の石油産出、シェールガス産出によって充分な量が確保され、原油価格をどんどん引き下げようとしています。
その結果アラブ諸国をはじめ世界の原油価格はますます下がり、原油中心で国家経済を支えてきた国々に混乱が生じます。
サウジアラビアが原油一辺倒からIT先進国に切り替えを急ぐ理由はそのためです。
ソフトバンクの孫社長などもサウジアラビアとの共同事業に莫大な投資を継続しようとしています。
同じ石油産出国でも先進的な感覚の国家が生き延びるのではないでしょうか。
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