current topics(162):言論の自由を認めない鳥越陣営
日ごろから言論の自由を叫ぶジャーナリストの鳥越氏とその仲間たちは、
自分たちの立場が悪くなると言論弾圧にまわるようです。
鳥越氏は、言論の自由に関する論客を自負しているようで、この数ヶ月の間に、
「崖っぷちの"言論の自由”-アベ政権が目論むメディア統制ー」討論会や、
日本外国特派員協会における「日本のメディアの苦境」の共同記者会見などに出席しています。
しかし、週刊文春で『女子大生淫行疑惑』が報じられると、ジャーナリストの精神を忘れて、
「心から悔しい怒りでいっぱいであります。週刊誌などで書かれている事は一切事実無根です」と
語気を強めて批判しています。
「私は聞く耳を持っている!」と叫んでいた鳥越氏は、どこに行ったのでしょうか。
しかも、疑惑の真相については口を閉ざしているだけです。
参議院選挙の最中、自民党比例から立候補していた青山繁晴氏に、
週刊文春が『公私混同で退社の過去』と報じました。
これに対して青山氏はそのときの真相をきちんと述べ、文春側の記事が捏造であることを証明していました。
青山氏の態度と対応は鳥越氏のそれとは天と地の開きがあります。
さらに、この問題に対して共産党弁護団が乗り出し、文春を選挙妨害と名誉毀損で告発しました。
ここまでは当然の対応措置と思われますが、
問題は、弁護団が「会見等を開くつもりは無いこと」ことを強く主張し、
マスコミが文春記事を報道するなら、文春と同様、選挙妨害として告発することを暗に示していることです。
報道の問題は別に論ずるとして、共産党の弁護団の態度は、言論の自由を明らかに排除しています。
自らの都合の悪い事柄がでてきたときは、日頃の「言論の自由を守れ」という言葉をきれいに忘れて、
言論弾圧にまわるのはあまりにもご都合主義、ダブルスタンダードの謗りをまぬがれません。
また、あえて言うなら、この言論の不自由さが共産党が政権をとったときの本質であることを示しています。
今回の鳥越氏と彼を支える野党4党の対応は、大失敗に帰すると思われます。
真実を隠そうとすればするほど真相は暴露されるものです。
しかも、鳥越氏の記者会見は中途半端なものでしたから、かえって世間の耳目を集めました。
週刊文春の記事はさまざまな手段を通じて、国民の大多数が読むことになります。
これにより、鳥越氏の熱狂的な支持者である高齢女性の支持は地に落ちることは間違いありません。
女性はセクシャルハラスメントに関わる行為や犯罪ほど許せないものはないのです。
殺人よりも許せないのです。
とりわけ、立場の弱い相手を陵辱したり、辱める行為は最も卑劣なことだと思っているのです。
これで、鳥越氏はマイクを握るたびに有権者から、それも、今まで支援者であった高齢者から
「色ボケ」「スケベじじい」などの罵詈雑言が浴びせられるのは必至です。
鳥越氏は暴言に耐えられる覚悟と精神がおありでしょうか。
有権者は、鳥越氏に対して満身の怒りで抗議してくるのは目に見えています。
鳥越氏は、ジャーナリストとしての攻撃は得意としていますが、防御力は著しく劣っています。
先日のテレビ討論で、小池氏との言論戦になっても何も言い返せず、切れるばかりでした。
選挙運動の有権者の目は厳しく、痛烈な野次には耐えられるだけの忍耐力はないと思います。
早々に世間に謝罪して、話の打ち切りを図ったほうが得策だったのではないでしょうか。
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