topics(605):
朝日新聞用語を使いこなせば、今日からあなたは朝日の記者!
朝日新聞という新聞は、反体制、反政府の機関紙であることはあまりにも有名ですが、朝日新聞がもっぱら使う「用語」を用いれば、誰にでも簡単に朝日新聞の記者になることができます。こういうところが、朝日新聞記者の質を劣化させ、誤報ばかりを連発させる原因なのかもしれませんが。
さて、実例を9月28日の社説の冒頭部分にとって、朝日用語を検証してみましょう。朝日新聞らしい表現はいくつあるでしょうか?
本来なら、選挙中に凶弾に倒れた元首相を静かに追悼する場とすべきところを、「最後まで賛否両論が渦巻く中で挙行」した。「社会の分断を深め」、「この国の民主主義に禍根を残した」というほかない。「異例」の『国葬』を決断した岸田首相の「責任は、厳しく問われ続けねばならない」。
私には、わずか数行のこの分の中に5か所も朝日らしい表現があるように見えました。「 」で囲んだ部分です。とくに、「社会の分断」、「禍根」、「責任を問う」などは朝日が最も好む言葉のようです。
なお、用語にも、はやりすたりがあるようで、以前は、「ここから先が本音である」という意味で使っていた「しかし、だからといって」というフレーズは最近見かけません。一時、これを真似て朝日批判をした人がいたからかもしれません。
また、朝日新聞に騙されてはいけない部分が、「関係者を装った表現」です。たとえば、米軍基地で問題が発生すると、「米政府関係者の話」がよく出てきます。これなどは典型的な嘘で、「米政府関係者」などは実在せず、記者の脳内妄想にすぎません。こう書くことで、日米間に亀裂を生じさせたい思惑でかいているだけです。これは常套手段ですから、こういう話が出たときには周りの人に教えてあげてください。
したがって、一般に、「〇〇関係者」とあれば、そこに記者の言いたいことを架空の人物に託していると理解してください。それゆえ、政界関係の話でよく用いられる
「一部の党幹部はこう述べている」、「しかし、一部には反対意見も根強い」、「○○とのうがった見方も一部には出てきている」、「内外からの批判は免れないだろう」
などは、すべて記者の妄想あるいは朝日新聞の主張したい意見に過ぎません。
また、政府批判で常用されるのは、
「複数の市民グループがデモに参加」、「一部の学識経験者からは強い反発が出ている」、「専門教授の一人はこう批判している」、「議論が尽くされていない」、「国民の合意が得られていない」、「多くの国民が反対している」、「異論が噴出している」、「各方面から批判を招きそうだ」、「内外に様々な波紋を呼んでいる」、
「皆さんにはもっと真剣に考えてほしい」、「問われているのは~」、「ただ、気になることがある」
などがあります。覚えていて損はないと思います。
しかも、それぞれの用語には意味があって、それを2011年に解読した方の解説を引用しますと・・・。
「議論が尽くされていない」は、自分たち好みの結論が出ていないという意味
「国民の合意が得られていない」は、自分たちの意見が採用されていないという意味
「異論が噴出している」は、自分たちが反対しているという意味
「政府は何もやっていない」は、自分たち好みの行動を取っていないという意味
「内外に様々な波紋を呼んでいる」は、自分たちとその仲間が騒いでいるという意味
「冷静になる、落ち着く」は、自分たちが今は劣勢なので、今は世論と勝負したくないという意味
「ただ、気になることがある」は、論理薄弱のため心配事の表現形式で、自社主張の「なんくせに誘導しますよ」という意味
「心無い中傷」は、自分たちが反論できない批判(はやめろ)という意味
「皆さんにはもっと真剣に考えてほしい」は、アンケートで自分達に不利な結果が出てしまいましたという意味
「本当の解決策を求める」は、何も現実的な具体策はないがとにかく政府等のやり方はダメだという意味
「各方面から批判を招きそうだ」は、批判を開始してください
「~なのは間違いありません」は、証拠が何も見つかりませんでした
「アジア諸国」は、中国、韓国および北朝鮮の事、それ以外の多くのアジアの国は含まれない
「両国の対話を通じて~」は、中韓に都合の悪い行動はやめて中韓の言うことを聞け
「問われているのは~」は、次に中韓と市民団体に騒いで欲しいのはここだ
「人権尊重」は、(中韓に有利になるように)人権を尊重しろ
「右翼」は、自分達にとって都合の悪いことを言う人
「表現の自由・報道の自由」は、捏造(記事)の自由・偏向(報道)の自由
「私たちは言葉の力を信じている」は、工作員に告ぐ、自作自演開始、マッチポンプ発動せよ
すごい解析ですね。
最近、非営利法人の日本ファクトチェックセンターが設立され、ここでは「民主主義の基盤となるインターネット上の言論空間の健全性を維持、向上させることを目的として活動する」ことを宣言していますが、「テレビ・新聞は対象外」だそうです。一番怪しいところをチェックしない機関なんて意味があるのでしょうか。その上、ファクトチェッカー4名は、いずれも早稲田政経の現役大学生で将来はメディア志望との由。言葉狩りの機関と認識した方がいいようです。
したがって、私たちも朝日新聞と名乗ればファクトチェックされないようですから(本当かな?)、これを機に、あなたも「○○朝日新聞」を名乗って捏造記事を書くのもありかと思います。
今日からでも、あなたは「○○朝日新聞」の記者です。
お問い合わせ先 akaminekaz@gmail.com【コピペしてください】
FBは https://www.facebook.com/akaminekaz