赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

続報:動乱前夜?の中国 topics(665)

2022-11-29 11:26:36 | 政治見解



topics(665):続報:動乱前夜?の中国


既報の『中国で「反政府」活動が活発化!』でお伝えした中国の混乱は、いまや動乱の一歩手前の様相を示しているように思われます。日本のメディアもやっと報道を始めましたが、全体を俯瞰しているとはいいがたく、しかも中国政府に遠慮がちに見えます。弱き者を叩き、中国政府に忖度するメディアの真骨頂かもしれません。

そんなメディアとは違い、ツイッターには生々しい情報があふれています。

文化大革命や1989年6月の六四天安門事件を目の当たりにして中国への憤怒と絶望感を抱き、日本に帰化した石平(石平太郎)さんはこうツィートしています。


私の故郷の四川省成都市でも抗議デモ。「自由がなければ死んだ方がマシだ」、「独裁反対」と叫ぶ人たち。天安門運動の再来というよりも、天安門の時を超えた明確な政治的訴求。それを見てやはり、血が騒ぐ!

同じ成都市内デモの別の映像、「終身制は要らない」、「皇帝は要らない」と叫ばれている。矛先はやはり、独裁者習近平その人に向けられている。この天下一品の悪党・馬鹿者は今、国民のあらゆる不平不満と憤りの標的になっている。

習近平独裁体制打倒の歌まで作られた。「専制と強権を打倒し、平等の世界を作る。中国人は習近平皇帝に決別して楽にして安定な生活を送ろう」、という意味合いである。

「共産党は引っ込め」習氏〝退陣デモ〟勃発 北京、上海の中国主要都市で「ゼロコロナ」の不満拡大 「警備当局が見て見ぬふりの可能性」識者

習政権が国内の混乱を収拾するため、予定より早く台湾統一の動きを早める危険性が出てくるだろう。



このような状況下で習近平氏は弾圧の手を緩めることはありません。当ブログの『中国式現代化――中国共産党大会分析②』で述べたことを再録しますと・・・

――2020年の治安維持費用は2100億ドル(約31兆円)と中国の軍事費用を上回る費用で、2012年の就任時のちょうど2倍になる。いまも反腐敗運動は全く手を緩めておらず、政権内部の敵を粛清し、人民全員を管理するための費用を倍増させている――

これでおわかりのように、軍事予算を上回る費用で、国民の弾圧対策を準備していますので、これから、おびただしい犠牲者が増えるものと思われます。もしかすると天安門事件以上のことが起きる可能性もあります。


このような現状を、同じく中国から帰化した漫画家の東雲くによし(孫向文)さんは、各地のツィートを丹念に拾い集めて現状を伝えてくれます。(原文ママ)


中国全土の反中共デモ風景をうまくまとめて編集した動画です

成都市民「中国には皇帝はいらない!」

成都市民が警察に立ち向かう
「君たちは国の寄生虫だ!私たちの税金を取って私たちを鎮圧するか!?」
「警察制服を脱いで私たちのデモに参加して!」
だんだん警察を怯えなくなった

成都市民
「君たちは永遠に私たちの口を塞ぐことはできない!」
「言論の自由、報道の自由」

G20以降に欧米では中国のことを「習国」と呼ぶジョークが流行ってる

白い紙を持ってデモをする元祖は反スターリン独裁のソ連市民のようです

中国全土のデモはロックダウンを解除すれば終わることはないです。習近平退陣と中国共産党退陣という二つの条件を固めた。実現できないと同じ酷いことを繰り返すとみんな分かってます。

上海市民が賢いです、デモを行う場所はスイス、メキシコ、カザフスタンなど大量の大使館が集まってる区域です、外国人の多い区域ですぐにTwitterなどに拡散します  訂正:これは北京です

南京マスコミ大学の校長が生徒に「君たちの行為に責任を取らないといけない」と恫喝
生徒たち「君はこの国に責任と取らないといけない」と反抗する
女教師「君たちはこの国の政策をまだ分からない、大人しくして」
生徒たち「君はよく分かったよね!?」と反論する
破廉恥な教員たち

中国共産党の警察がデモ参加者が帰宅後に、それぞれの住宅に行って秘密逮捕が始まった。デモの時に大量の変装警察が市民の顔をマークして、メディアが撮られないように後で集中に逮捕する。
ちなみに、この陰湿な手口はロシアソ連KGB発祥です。

成都の市民が「終身制主席はいらない」と叫ぶ
重慶では警察が爆弾を作って政府を爆破する人を捜査してるって
上海の市民が「新疆を解放しろ」と叫んだ

こういう時にチベットと内モンゴルはまだデモを起こしてないのは不思議です

習近平がソロモン諸島の地震に死傷者を慰問する電報を送ったが、ウルムチの火事に死傷者に何も言わなかった。そして中国人がキレた。

変装警察が北京大学に入って逮捕する、大学生が連行される時に天安門事件のスローガンを叫んだ
「不自由,毋宁死」(私に自由を与えてください、さもなければ死を与えてください)

中国の最高レベルの北京大学と清華大学の学生が反政府デモを起こしたら、必ず1989年6月の規模になるまで、政変しないと終わらないルールがあるみたいですよ。お楽しみに!もうブレーキをかけない。

中国共産党を打倒する3ステップがあります
民変 市民が立ち上がり、警察と軍人と立ち向かう
兵変 軍の反乱で民と一緒に独裁政権と立ち向かう
政変 軍主導で独裁政権を潰す

杭州 地下鉄に一両に5人の警察が入って監視する

上海 無差別にスマホの中を職質してる

香港でも白紙革命

北京清華大学の生徒が難しい図式で中国共産党を抗議する
発音はfree the man 「人民を自由になれ」の意味みたいです。
知識人が中国共産党を嘲笑うことです。習近平の最終学歴は小卒

補足:中国トップスクールの清華大学の学生のデモは一味違う。掲げたプラカードが難解な数式なのだが、それがフリードマンの数式であり、「フリー(ド)マン」つまり「人民を解放せよ」とのこと。これなら公安に捕まっても「数式ですけど、何か?」と言える。


杭州 菊の「花束を持つ罪」で逮捕された

デモ参加者を満載したパトカーの前に立つ男 2022年版の戦車男です。警車男

今は中国人民がDo As Infinity 「名もなき革命」の歌のようです

杭州のApple Storeの前に大量の警察、誰も近づかない、アップルがやむをえず閉店した、業務妨害した中共警察です

中国共産党がアメリカ駐中大使館に14日間の食品を準備してと通達した、アメリカ人を二週間監禁する予定です🤣 もうアメリカに宣戦布告同様です

すごい勢いになった!! 「早くロックダウンを解除しろ!」と叫ぶ北京市民

もし習近平が天安門事件のように発砲すれば、世界の企業が脱中国して中国に経済制裁します。ロシア以上に制裁します。

もし習近平が勇気を持って6月4日のように人々を撃てば、世界中の企業が即座に中国を離れ、ロシアに対する制裁よりも厳しい経済制裁を中国に課すでしょう。習主席が一緒に死ぬ余裕があるかどうか見てみましょう。

習近平戦車が出動してる 徐州

ネット上のデジタル「白紙革命」です。皆さんもやりましょう。習近平退陣 中国共産党退陣

国連、アメリカ政府が相次いで発表した 「中国国民が平和でメッセージを訴える人権がある、中国政府は鎮圧する権利はありません」

アメリカ当局が天安門事件の再来を配慮して、在中邦人に14日間の食品、飲用水、薬品を準備してと勧告した。日本政府は何もしないの?




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