丸い新円の眼鏡は近隣の眼鏡屋さんにはない。
こういう眼鏡をロイド眼鏡というのだが、明治、昭和の文豪例えば井伏鱒二、井上ひさし、大江健三郎など
常用していた人が多いのだ。
私は、それのサングラスを探している。いうまでも無く松田優作が「探偵物語」でシンボリックにかけていたものだ。
調べてみるとレイバン製だということがわかったし、ネットで販売している店も見つけた。
手術で鼻の高さが一センチひくくなり、鼻の形もまるで「失敗例」そのものなので多分というより十中八九似合わない
外人さんのように彫が深くて鼻が高い人がかけるものである。
それはわかっていても、やはりかけてみたいし、かけるのは自由だ!フリーダム・・・・・ってことだけど、
脚の長さが優作は股下90cm、これは石原裕次郎と互角なのだ。
石原裕次郎と言えば太陽にほえろ、西部警察などでボスを演じた役者で、石原慎太郎の弟だが、
逝去して何十年か経っている。ガルウィングのベンツだかなんだかを持っていたし、今は高齢となった女性ファン
から絶大な支持がある。石原軍団の団長だった。
優作は足が細いのか、見た瞬間に「うわッ脚がながっ」とわかるのだがそこは裕次郎とは違う。
私がかつて丸いおもちゃのサングラスをかけて優作の真似をした写真があるけれど友人は一言
「謎の中国人陳さんだな」だといったが。