北朝鮮にとっては「最後の切り札」だと考えていた拉致問題だが進展があるようだ。
ただし過去の例を考えると
1北朝鮮にとっては「肩透かし」を平気で行なう
2既に北朝鮮には拉致被害者がいる事を暗示している
3北朝鮮側の交渉人が2002年頃から変わっていないので、同じ口で真逆の事を言うのか
という懸念もある。さらに、日本に対して相当のお礼を要求するはずだ。
ただ、北朝鮮の拉致の実行を支持した2代目がいないことで、交渉はやりやすくなったともいえると
過去に書いたこともある。更に言えば、とりあえずスイスの学校にいたのでワールドワイド的に判断する事が
できるかもしれないという期待もある。
私は、拉致問題については冷ややかなことばかりを書いているが、「国は何もしてくれない」といってはばからない
横田夫妻に国費がどれだけつかわれたのか?密かに孫とも面会。私達がつらいのよというのは自由だが、
認知症を含む行方不明者約1万人、彼らには生きて娘と会える可能性はあるのかもしれないが、大中の震災、
犯罪被害者で命を落とした人々に対しあまりにも冷笑な態度をとっているのではないか?
自分達以外でも一瞬で永遠に会えない人ができた遺族はごまんといたはずだが、そういう人達に対し
拉致問題担当大臣みたいなものは付いていないし、国はもっと冷笑であることを再認識して欲しいのだ。
北朝鮮が最後まで出してこないであろうめぐみさんと再会できたときの彼らのコメントに私は注視したい。