オレオレ詐欺など

息子から電話番号が代わったからと云われたら要注意とは警察の配るチラシである。ここで重箱を突っつけば娘はええんかぃ！となる 男女共同参画の時代なのにと呟く。
被害額から見えてくるのは、日本の預貯金の、つまり流通しない金額の多さでもある。そこにあるのは、政府の政策不信である。
国民年金等は今受給している人でたったの月６万程度で、国に２５年も払い続けていてたったの・・・である。だから自己防衛の為に自分たちで自分の老後を見据えてきたのだろう。
いざというときの為のお金を騙し取る悪い奴らだ。 しかし抜本的な対策がないのも事実だろう。
核家族かが進み、自分の親なのに同居を嫌がる人々、おトメさんのように嫁姑戦争を嫌っているだらしのない男達の急増が高齢の親でも一人暮らしをしいる等様々な要因がある。
被害を受けるのは高齢者が大半だが、よくあるパターンが振り込んだ後に実の息子等に確認して詐欺だと判明する。だったら振り込む前に連絡すれば良いのにと思うが、多分考える隙を与えないのだろう。
電話を不特定多数にかけているとは一般論だが、過去に高額商品詐欺に合った人の名簿が存在するそうでターゲットを絞っているのかもしれない。
かつて日本テレビのイマイが悪質業者をリダイヤル攻撃で？撃退する企画があったが結果的に有名になりすぎて通用しなくなった。勧善懲悪を好む日本人には痛快だったのだが・・・。 ともかくだまされないと云う観念的なことではなくたとえばナンバーディスプレイを使うとか、留守電にするとか、携帯電話の着信があったら元の番号にかけてみる、電話帳以外の着信があった場合のメッセージを決めておくとか、それは家族がそうしてあげなければいけないことだと意識改革の必要性を強調すべきだと思う。
ちなみに私の処にはそういう電話もこないし着たとしてもビンボーなので放っておくしかないと親に云われた。