まだ白黒の証明写真がありの時代だったので おんぼろスタジオでも毎日プロにーで撮影したものを
注文枚数をプリントしていた。人数も増えてしかも同時に注文を受ける枚数も20枚とか、びっくりする枚数だったりした。
そっちは於いておいて 同業者(笑の人からもプリントの依頼を受けたりもすることも結構あって
作品展用のものとか、雑誌や本に使うためのものなどがあり、なぜこのような依頼が来るのかといえば、
その当時でも もともと使われていたバライタ紙を使ってプリントする人がほとんどいなかったからだ。
都内の在るラボのプリントマンは、紀信などのプリントを手がけるひとで、プロの中のプロ同士のプリントをみる機会があり
あぁ、モノクロームもここまでできるんだということを再認識してから、 改めて復古感を強く感じたので、
改めて通常のプリントとは別の、というか「暗室だけとして使う部屋というかボロ屋」を借りてプリントはそっちですることにした
釣り現像は手作業で、36EXが10本下げられるタンクで現像 勿論ブロニーもそうなのだが、
新たに 自動でプリントの現像 停止 定着 水洗ができる機械を設置、全部で幅が1.5m長さが4mkらいあるもので
常に左右に揺れていt 現像以外は タイマーでざるのようなかごが持ち上がり次のタンクに入る仕組みのものだった。
かなり金銭的には大変な機械で、結局水洗でとまったままなので。それを今度はどでかい温度調整ができるドラムを
布が覆っていて、という機械で感想サせることとなる。
この機械は 圧着乾燥するため、プリントのつやをみれば その差は 歴然の優れもんだった。
なんだか長くなりそうなので つづく