驚くべき光景を目にした。足が不自由でヘルパーさんが介助しながら会談を降りている人がいた。
その階段は二人並ぶといっぱいになる階段だった。
ところで信じがたいことに、後から出てきた40代かそれより若い男性が、他にも降り口はあるのに、
後ろからその後を降り始めたのだ。一気に間をつめて真後ろに立ちまるで早く降りろというような行動を
とっていた。一段ずつ慎重に降りている人に対して、つまり社会的な弱者に対してなぜそういうことをするのかと
思ったし、こんな奴のモラルが今風なのかと思うと世代と時代がおかしくなっているのではないかと思って
行動をみていた。
弱きを助け強きをくじくというのが日本古来の伝統的な考え方であり、モラルハザードもここまでいったのかと
みていて腹立たしい思いに駆られた。
「自分さえよければよい」という全共闘世代が育てた子供だろうなとふと思った。