この被告の考え方が理解できない。
全面的に争う無罪を主張していた割には、再び偽メールを使い自分以外に犯人がいるというメールを
あまりにも初歩的な手段で送付して結局墓穴をほった。
もし、そのメールを送らなかったらとか送付したスマホを川の中に捨てていたとしたならばもしかすると
片山PCを乗っ取られた他の事件同様冤罪の可能性もある程度あったと思うのだが、自業自得の行動で
全ての罪を認めざるを得なくなった。
捜査関係者も、どれだけ公判維持に向けた証拠を集められたのか?そして、再び誤認逮捕という苦い思いだけは
避けたかったと思うので、これで一安心と言ったところかもしれない。
それと、警察が誤認逮捕した4人のうち二人が犯行を認める供述をしてしまった事についても、自白の強要という
「やッてはいけない方法」で冤罪に加担した手前、この片山被告を逃すものかという感じもあったと思う。
結局尾行をしていた事で、最大の収穫と確信を得た事ができて警察としてはようやく重大な証拠を
得る事ができた訳だ。
それにしても、保釈金を払って自由を得たことが結局自分で自分の首を絞めることとなった訳だ。