東北大学の医学部出身だということは意外と知られていない事だと思う。
旧制松本高校(現信州大学)時代の生活を描いた「どくとるマンボウ青春期」のインパクトが強く、
後々「どくとるマンボウ医局記」という本で医学部時代の事を書き綴っているが、
前者と後者では主筆時期がかなり離れていてさらに、青春期はあぶらの乗った時期、後者はなんだか
編集者に頼まれて書いたような印象を受けた。
北杜夫はそのペンネームを考えるときに、森の都仙台を意識して北の森だから北杜夫にしたと書いている。
私も、仕事上の名前と本名は違う生活を送ってきた期間が長いので、病院などで本名を呼ばれると
なんだか奇妙な感覚にとらわれたものだった。
このブログの嶌田(しまだ)もHNである。(プロフの老けたおやじの顔は本物です)
世の中を見渡すと、当たり前だが本名の人が多い(結婚して姓が変わる位かも)、いわゆるペンネームを
使う人は作家、役者、、寺社の坊主、神主、スポーツ選手、芸人、ミュージシャンなど意外に限られている。
私も今度改名をして、工藤俊作(探偵物語で松田優作が演じた主人公の名前)にしようかなぁ。