当時初監督作品だったオリバーストーンの作品だ。
これを映画館ではじめてみたとき鳥肌がたった。イントロ部分の衝撃、絶妙なカメラワーク、
題材にしたのは内戦状態が続いていた「エルサルバドル」である。
ここの取材にへな猪口カメラマンが行く設定であるが、戦争を題材にしながら、淡い恋などもちりばめられた
脚本もよい。
このカメラワークは日本人では無理だろうなぁとため息が出た。
無名の監督の作品を見に行ったのは、へな猪口カメラマンが主人公だからというだけだ。
現在では有名なオリバーストーンだが、サルバドルを見終わって最後におもったのは、
なんで最後はハッピーエンドにならないのかなぁということぐらいだ。
やはり出世するのには天性が大きなウエイトを占めているのだろう。
こういう圧倒的な天性を見せ付けられると嫉妬も何も感じない。ずべてを凌駕しているものの強さだろう