昨日の日本テレビ系のニュースエブリ?に出ていたので、もしかしたら山岸伸だとか加納典明だとか?を
想像していたが、マルベル堂のカメラマンだったので、ある意味納得した。
マルベル堂が全盛期の頃は「確かにアイドルのブロマイドを写すのはそこしか無かった」と思うので
ナレーションにもあったように、ブロマイドの売れいきがステイタスだったようだ。
もちろん行ったこともないのだが、全盛期には確かエイトバイテン(8×10インチ)のカメラを使って撮影していた
それは概ね6つ切りの大きさのフィルムであり、それをかなり縮小するのだから、多分綺麗なものだったと思う
ただ、昨日の放送をみてみて、ありゃりゃという印象が強かった。
ストロボのチャージ音からすると多分コメットという業務用ストロボを使っていると思うが、
ピピピピピというチャージの長さから、言っちゃあ悪いけれど、かなり安い電源部を使っていると思うし
撮影スタイルも「あんなもんか」と失望した。
チャージが遅いということは、シャッターチャンスを逃す可能性が高いと私は考えているので、少なくとも1秒以下
でないと、NGだと思うし、そのチャージの早さを出すためには、電源の数を増やし発光部ひとつに一電源か
クイックチャージというのを売りにしている物を使うか、というところである。
自社ビルがあるのだから、幾らでも設備投資は可能なはずだが、そうした事をせずにいられるのは
「マルベル堂」だからだろう。
それにしても、ニコンのデジカメ1台とお飾りに(ならない)マミヤのRB67・・・、レトロな雰囲気は
独自の路線を継承しているのだろう。
それはそれでいいのだろう・・・。きっとね。
普通の写真館以下の装備で仕事ができるのは 随分地に落ちたような感覚をもった。