事件の翌日に入院中の結城さんという方の取材をめぐり、日本大使館?の人と
病室の前でお揉めしたと「手記で公表している」そうだ。
事件の取材のいろはのいも知らない人物ばかりである。事件の被害者に対して
(取材に)答える義務があると言ったとか?こんなことがまかり通ると思っているとしたら
相当劣悪な、報道人としての資格はないといえると思う。
その昔朝日新聞は「左」だという人が多かった。それは言い方を変えれば、体制に
屈しない迎合しないということでもあるとも言えるのだ。
ただ、以前に書いたように、ユニセフに貢献した写真家田沼と黒柳徹子などを招いて
朝日が主催したパーティーがあり、その時に私は朝日に幻滅したのだった。
数十年前の話だが、その当時の社長以下幹部、その他慈善団体等を含めて、経費は
朝日持ちだとしても、ユニセフという団体のからくりを見たような感じがして、二度と
パーティーには行かなかった。立食パーティーだとしてもビールなどもでていて、
そのお金でユニセフが言うところの子供の命がどれだけ救えるのかと思ったからだ。
その頃から、少しずつ朝日の東京本社の崩壊が進んでいったのだろう。
朝日新聞の購読をやめて久しいが、かつて少しだけ朝日に関わったものとしては
聞くに忍びない対応なのである