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常識とは何?何気なく使う言葉の危うさ。噛みつき亀風味でもの申す。脱線ご容赦。あくまでもお馬鹿な私の私論です。最近ボケ気味

キリシタン弾圧と鎖国

2015年12月23日 16時19分07秒 | 雑学か?知ったかぶりか?

キリスト教を信長が認めたが、それゆえ日本のキリスト教信者が増えた

中世ヨーロッパの世界支配の尖峰をかついだのがキリスト教のカトリック教会だ

しかし一転して、禁止令がでて弾圧が始まった。

それでも 例えば仏壇の奥に十字架を隠すなどして信仰を続けていた人達が

いた。しかし鎖国というさらなる追い打ちに、神父なき時代を迎えて

いわゆる隠れ 切支丹といわれる人々がひそかに信仰を守り続けていたのだが

厳密にいえば 時代とともにキリスト教と日本の元来の宗教が混ぜこぜになり

だんだんとキリシタンの信仰は 独自の進化をとげたのである。

大日様というのは 神様をさすのだが、キリスト教弾圧に屈せず16人が

火あぶりの公開処刑にあったりもした。

個人的には信仰は強い力があるとは思うが、彼らは長らくローマ法王などにも

触れられずにいたが 数年前だったか十六聖人としてカトリックの

殉教者として認められたのだ。処刑から換算すれば400年という時間が

過ぎていったのである。長崎の五島列島などにも 切支丹は現在もいるそうだが

彼らの信仰は 独自の宗教となってしまった。

信仰に形はないものの、布教をしておいて放置された人々は、日本の

事情とはいえ憐れみを感ぜざるを得ない。

このあと鎖国がとかれた時に 神父と切支丹の歴史的な接触があるのだが

信じる心程強いものはないと思う。

切支丹については片岡弥吉という人が丹念に調べて書いたかなり分厚い本が

ある。題名は「日本切支丹殉教史」だったか・・・。

広辞苑の2/3位あるのだ


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