そんなことわざがある。3年経っても解消されない「仮設住宅」はやはり変である。
石のうえというよりも、石の下が揺らいだのが地震である。3年間という期間に、何をどうすればよいかについて
考えて行動する期間としては長すぎると思う。
仮設住宅自体の作り方も今後は見直してみる必要があるのではないか?
プレハブ主体の工法も、密閉度や遮音性などを見直してみる必要がありそうだ。雪の降る地域でも関係ない
工法はやはり発想が首都東京的なままだ。
まさか3年も住むことになるとは誰も思わなかったはずだと考えるとかなりのストレスが住人にはあると思う。
「宴のあと」という題の三島由紀夫の小説があるが、これまで数々のボランティアや著名有名人が慰問に
訪れている。それはとてもよい事だが、イベントなりが終わった後に余計に無力感を感じているのではないか?
などといっていては先に進まないかもしれないが、もっと長いスタンスで続けられるなにか?をすることが
肝要だと思うのだが?