絶対矛盾であるからして、卵でも鶏でもどちらが先かなんて自分の好みで云えばよい。
ただこれは寓話的であるが鶏が先に決まっている。
でなければダーウィンに悪いだろう。
進化と退化を繰り返しながら今の生物は今の形になっているのであり人間よりも神の領域に近いのかもしれない。
シーラカンスの世界初の冷蔵解剖の時シーラカンス学術調査隊のオフィシャルカメラマンとしてその一部始終を撮影する機会に恵まれた経験は私の思いでの一つである。1987年に行われたが、やたら報道陣が多くて邪魔だったがこの時の映像はNHKには無いのである。故篠ノ井団長が解剖直前に連絡をよこした横柄な態度や独占インタビューなどの申し出に怒って出入り禁止としたからだ。
公共放送の傲慢さと云うことだろう。
あれから四半世紀がすぎているが、本来の生息地コモロ諸島を省いてダーウィンが来たなどを放送しているが、これって教育上好ましくないNHKの嘘なのである。このはなしまえにも書いたかな?
世界初の画像を写したのは私である。こんなことはそうそうあるものではない というか、最初で最後だったかもしれない。
いろんなメディアの対応に団長となぜか私がお供した。つい最近その話をしたら偶然シーラカンスに興味がある人で驚いていた。
確かにカメラを手放すきっかけになった右の指の突然の麻痺が致命的で当時からすればうらぶれた今の私からは想像が付かないだろう。ただ、学術書や小中学生の推薦図書などに撮影中の自分の姿があったのだった。どれだけの国費を費やしたのかは知る由もないがとうとう聞かずじまいだったことが一つ、篠ノ井さんは元はと云えば任侠ものの映画監督だったそうだ。
あまり売れてはいないようだったがそれはともかくとしてどうしてシーラカンスと関わりを持ったのかが不思議だった。
そういう意味でいえば、解剖の手順などを教えてくれなかったので取りこぼしがないように必死で撮影に望んだ。一番苦労したのはフィルムの交換のタイミングで、その場の環境手順を先回りしながら、2台のカメラをカラーネガ、ポジ、黒白を使い分けたので大変だった。
数本のフィルムは36(サブロク)を10枚でチェンジしたりした。
まぁ50本ずつのストックがあったのではあるが。 あとはストロボの電池残量、プレス仕様の510Vの電池パックから二つのストロボに電源供給できるもが、ストックが2個しかなくて、急場は単三電池を使うのだが、充電時間が遅い為にフル発光すると次は1秒後とタイムラグが生じるのだ。世界初の試みに、敢えて全部段取りを自分で考えさせてくれた篠ノ井さんも助監督時代が長く、みて、考えて、判断するのを私に任せてくれたことは、私を信用していると云うことだと受け止め感謝しているしだいである。
板東玉三郎の姫路城公演も同行したかったけれど、都合が付かず申し訳ない思いだった。
ただこれは寓話的であるが鶏が先に決まっている。
でなければダーウィンに悪いだろう。
進化と退化を繰り返しながら今の生物は今の形になっているのであり人間よりも神の領域に近いのかもしれない。
シーラカンスの世界初の冷蔵解剖の時シーラカンス学術調査隊のオフィシャルカメラマンとしてその一部始終を撮影する機会に恵まれた経験は私の思いでの一つである。1987年に行われたが、やたら報道陣が多くて邪魔だったがこの時の映像はNHKには無いのである。故篠ノ井団長が解剖直前に連絡をよこした横柄な態度や独占インタビューなどの申し出に怒って出入り禁止としたからだ。
公共放送の傲慢さと云うことだろう。
あれから四半世紀がすぎているが、本来の生息地コモロ諸島を省いてダーウィンが来たなどを放送しているが、これって教育上好ましくないNHKの嘘なのである。このはなしまえにも書いたかな?
世界初の画像を写したのは私である。こんなことはそうそうあるものではない というか、最初で最後だったかもしれない。
いろんなメディアの対応に団長となぜか私がお供した。つい最近その話をしたら偶然シーラカンスに興味がある人で驚いていた。
確かにカメラを手放すきっかけになった右の指の突然の麻痺が致命的で当時からすればうらぶれた今の私からは想像が付かないだろう。ただ、学術書や小中学生の推薦図書などに撮影中の自分の姿があったのだった。どれだけの国費を費やしたのかは知る由もないがとうとう聞かずじまいだったことが一つ、篠ノ井さんは元はと云えば任侠ものの映画監督だったそうだ。
あまり売れてはいないようだったがそれはともかくとしてどうしてシーラカンスと関わりを持ったのかが不思議だった。
そういう意味でいえば、解剖の手順などを教えてくれなかったので取りこぼしがないように必死で撮影に望んだ。一番苦労したのはフィルムの交換のタイミングで、その場の環境手順を先回りしながら、2台のカメラをカラーネガ、ポジ、黒白を使い分けたので大変だった。
数本のフィルムは36(サブロク)を10枚でチェンジしたりした。
まぁ50本ずつのストックがあったのではあるが。 あとはストロボの電池残量、プレス仕様の510Vの電池パックから二つのストロボに電源供給できるもが、ストックが2個しかなくて、急場は単三電池を使うのだが、充電時間が遅い為にフル発光すると次は1秒後とタイムラグが生じるのだ。世界初の試みに、敢えて全部段取りを自分で考えさせてくれた篠ノ井さんも助監督時代が長く、みて、考えて、判断するのを私に任せてくれたことは、私を信用していると云うことだと受け止め感謝しているしだいである。
板東玉三郎の姫路城公演も同行したかったけれど、都合が付かず申し訳ない思いだった。