ようやく朝日が自社記事について誤りを認めて謝罪をした。
池上氏曰く「かろうじて自浄作用が働いた」というのは、優しすぎるコメントである。
あらゆるメディアは、実は殆ど0に等しく謝罪しないことをご存知だろうか?明かな誤報の場合でも、精々
広報室のコメントとして「関係者にお詫びいたします」が限度なのである。
朝日に限らずそういう傾向は強い。なので記者会見でまるで被害者がいうような問い詰めを平気で行うのだから
始末に悪い。あなた達はまずゴミだというのはあながちはずれてはいないことだし、「犯罪報道の犯罪」という
著書がある位傲慢なのである。今の人達は知らないかもしれないが、マスコミも警察も大失態を演じた
「松本サリン事件」というオウム真理教がおこしたテロがあったが、第一通報者である河野氏を犯人扱いした事が
あったが、河野さんも被害者であり奥様はその事件の為に意識が回復しないまま、天に召された。
こうした誤報が起きた原因は、被疑者不詳のまま殺人容疑で家宅捜索に踏み切った警察、通常は考えられない
手法の捜査であったが、マスコミも警察が押収した薬品類(趣味の為の現像液や定着液)はモノクロプリントに
使うことは大いに予見できたはずだが、当時の誌面では各社とも「薬品の入った数種類のものを押収」などと
書きたてたのだった。完全に犯人扱いであり、薬品の用途もわかっていながらそこは報じた社が皆無だったのだ
無実の人を犯人に仕立てたメディアが、河野氏に正式に謝罪したのは事件発生から約10年後位だったと
思う。その後の調べと地下鉄サリン事件が起きた事でキーワードがオウム真理教という宗教団体を装った
テロ組織だとわかってからでも、謝罪や検証報道はなされなかったのである。
それ位傲慢なのがマスコミといっても間違えない。朝日は今回の問題以外にも数々の問題をおこしているが
自分達の不手際は報道しないのである。マスコミを信じてはいけないということをこの例などをみればよくわかる
とおもう。