よく考えてみれば

田中真紀子は２世議員だ。父角栄が良くも悪くも強力な牽引力で日本を引っ張った。考えてみれば真紀子議員は話し方が角栄にそっくりなだけで議員だけの力量しかないことに今頃気が付いた。真紀子を見るとき意識せず過去の角栄像を自然に重ねていたのだ。
小泉にスカートを踏まれた発言の時も大臣としての資質をあまり疑わなかった。しかし、今回の３大学不認可発言騒動を見聞きしていてよくわかった。
確か文科省の許認可に関しては、基本は申請があれば受理するのが慣例だったと思う。よって許可しない場合は相当の確たる理由が必要だと記憶している。
もちろん、このシステムの弊害は多い。
国内で海外留学をと宣伝した大学の破綻、効果が疑問視される法科学院の乱立など。
今回は事務方がわざと自分の責任ですなぁーんて述べたが、どさくさに紛れてしっかり免罪符を手にいれていた。
残念ながらキャリアの叩き上げにもかなわないのは省庁が代わっても同じ事だろう。
真紀子さんは官僚を敵視していてコメントの多くに対官僚の話がでるのだが、官僚と真紀子どっが先に完了するのか？な。