昨日振り込め詐欺の話しをテレビでやっていた。時間を同じくして「金スマ」みていたのだが、
やっぱり世界はピラミッドなんだなぁ~ということに改めてかんがえさせられるものがあった。
ただ、フジテレビの「250億円騙し取った男達」はドラマであり、だったら今は所在も不明な日本テレビのイマイさん
の方がリアリティーもあり、実話である事等を踏まえると迫力はなかった。
印象的な言葉があった。詐欺犯の考え方だが「高額商品詐欺などに比べれば、あるお金をもらうのであり
ローンを組ませたりしないので(振り込め詐欺)の方が良心的である」と言う言葉だ。
結局は罪悪感から逃れる為のいい訳に過ぎないが、老後の蓄えなどを騙して取りあげるのだから、あまりにも
かってないい訳に過ぎない。
それと、このドラマ自体が振り込め詐欺の全盛期を題材にしているのにも違和感があった。
それでも引っかかる人を安易にえがいてはいないだろうか?そんな疑問も感じたし、金主というものが
本当に存在しているのか?についても考えさせられた。そんなものはいないのでは?と言う感じがしたのは
検挙された事がないことからも、皆共同幻想をみているのではないか?等とも思った。
かけ子といわれる人物の事務所を見つけ出して、イマイがやり取りをしていた日本テレビの方が、リアリティは
断然上だった。
結論を言えば、詐欺を防げるアドバイスといったことは殆どなくまるで特殊詐欺グループを賞賛しているかの
ような番組の構成だった。