昨日は茶会展の話だけで随分書いてしまったので、その他の事。
2階に上がって、展示室5と展示室6へ。
展示室5は「画賛の楽しみ色々」。
さまざまな毛色(?)の画賛が展示されていて、わかりやすい?解説も面白かった。
展示室6は「立夏の茶事-初風炉-」。
まさに、5月の鮮やかな新緑が目に浮かびそうな中で開かれる茶会の取り合わせ。
掛物は横二大字「山雲」。
土風炉に雲龍釜。上野焼の矢筈口水指に桑中次。
安南染付花唐草文茶碗「童子」←よく見えんかったけど。
茶杓は佐久間将監。
青磁の竹子花入が色鮮やか~
肩衝茶入「躍駒」(瀬戸または美濃)、大井戸茶碗「古織割高台」(←脚がわかりづらい)
古染付の葡萄棚水指、桐菊蒔絵棗。仁清の色絵結文文茶碗など、よかった~
一休みして、展示目録を見返して、見たもの頭に思い浮かべ、記憶に定着させた。
筆記ができなかった以上、とにかく頭に記憶を刻むしかない。
おっしゃっ! 憶えたぞ!と思ったところで、庭へ出た。
この日、三田方面から広尾を通って根津美術館を訪れた。
西麻布の交差点からなだらかな坂を上る。
根津美術館の塀に沿って坂は急になる。
振り返ってみる。
下段の石垣が古い。たぶん、江戸時代は大名屋敷だったのだろうなぁ。
五島美術館もそうだけど、根津美術館も急斜面を利用して築かれている。
下まで降りるのは久しぶり。
ユニークな石造や石仏などがあちらこちらにあるのも五島美術館と一緒。
鬼瓦?
象さんが。
斑鳩庵の入り口?
昭和12年当時と同じ場所だったかなぁ? 斑鳩庵。
回り込むようにして池へ。
実際には青かったんだけどね。デジカメ撮影したのをみると「実物と違う~!」と思った。
デジカメと肉眼じゃ、捉える色も変わるのねぇ。
斜面を登り、NEZU CAFEの下へ。
無駄遣いはしたくないんだけど~と思いつつ、奮発!
新緑を眺めながらほっと一息。(カフェオレをオーダー)
ささやかな贅沢を楽しんだ。
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