Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

稽古納めは花月3連発で混乱!?(@_@)

2012年12月25日 00時00分04秒 | 稽古の備忘録
昨年末に先生が逝ってしまって以来、何かと慌ただしかった今年の茶道稽古。

ってか、先生がいないのに稽古場では粛々と点前がされているという、少し奇異(?)な環境。
でも、あまり違和感がないような。

なにかね、先生の御霊がまだそこに存在しているような。(←自縛霊じゃあるまいし。。。

と、自虐してしまわないうちに稽古の備忘録。

先日の22日の土曜日。
(先生が生きていらっしゃったら第2土曜か第3土曜が納めなんだけど、
 働く弟子たちの都合で第4まで引っ張ってしまった

単発稽古の方も参加して6人で入替しながら花月。

最初は炭付花月の予定だったんだけど、姉弟子さんが睨み菓子用にと林檎を差し入れて下さった。

なので、急きょ且座之式に変更。

私は「東」役。
濃茶を練った。
茶入を清め、茶杓を清めた後、チラリと更好棚を見たら水指の蓋が珍しく共蓋。

ならば、帛紗で水指の蓋は清めない。

たったそれだけのことなのに、動揺してしまって

茶釜の中蓋を閉め忘れてしまった

うぎゃー

お仲間からは「やっぱ、仕事の疲れがきているんだねぇ

姉弟子さん「来月の初釜は貴女に濃茶を練ってもらう役をしてもらうからねぇ。(←だから、しっかりして)」


へ?
取り合わせはなんですか。
長板

一つ置すか? まさか総荘じゃないですよね?

えっ 蜜柑の水指出すのが面倒だから、総荘ぃ~
 (内心、あのショボい皆具で初釜ですかいっ、と口を滑らせそうになって、ぐっと堪えた


なんて会話をしながら、次へ。

壺荘付花月。

これは「半東」役。

紐を結ぶ役はあらかじめ決めてあったので、奮闘ぶりを横目で見つつ「月」を引いてお茶を飲んでいた。

けっこーボリュームがあったので、これで終わりかと思いきや、「もう一つ

濃茶付花月。

これは「二」を引いて入り、繰り上がりで「一」。

そこで、アクシデント

電気のブレーカーが落ちちゃった

おうちの方は留守だし、探してもブレーカーがどこにあるのかわからない。
増築した上で、数年前にオール電化にして配線も変わったのか、落ちないところと落ちたところがあって

八畳間は落ちたまま。
微妙に暗い中を花月続行。

「昔の人はこういう中で茶道をしていたのヨ」

という理屈で全員ナットクしながら。

終い花を引いて、しまいつけ。

最後に建水を持って後ろに座って、元の席に座ろうと立ち上がって「あれ?」

4人が座っていて、私の座る場所が、、、ない。

「あっ、そうか。ワタシが花だっけ」
と再度座って、建水を持ち、勝手付廻りで水屋に戻って、建水の水を捨てたところで「ん?」

「ちょっとぉ~ ワタシ、花じゃないよぉ

席中から、お仲間が「あ、自分だったぁ

2回目の役どころと混同していた。

まぁ、席中が暗くて、皆それぞれに調子が狂っていたのサ


まぁ、こんな調子で。


今までは、年間33回か34回あった稽古。それを、ほぼ皆勤で通っていた。

今年は28回。

それでも現在の環境の中でよく通えたほうだ。

来年はどうなることやら。

がんばって通いたいな。

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