風炉の稽古始まる

連休明け、しかも奈良のお茶会から戻ってすぐの稽古は正直言って、しんどい
でも、お茶会の御礼も申し上げたく、稽古場へ。

と、先生の方が奈良行きのお疲れが出て、お風邪を召していらっしゃって
お元気そうに見えても、米寿を過ぎていらっしゃるので、心配
（咳をされて、かなり調子が悪そうなのに、ちゃんとお着物でいらっしゃるし）
なので、稽古はサラッと。
まず、初炭手前をさせていただいた。
お当番ではなかったので、急に振られたんだけど、大丈夫

灰形の稽古を始めて以来、炭のことはいつも考えてきたし、それは手前も同じ。
もっとも、最初の羽箒と火箸を逆に置いちゃったんだけど
あとはサラサラ～。

今年も目標は「自分の作った灰形で炭手前をする」
次からは灰匙セット持参で備えよう。

後は他のお弟子さんの点前を見学。
運びの薄茶平点前、運びの濃茶平点前。小棚の薄茶平点前。
初めて4年目くらいだと、まだ切り替わる度に全部“返しちゃう”感じ？
微笑ましい。

奈良の話など交えつつ、和気藹々。
（お菓子は先生がお土産にと買われた奈良の干菓子「青丹によし」）
でも、先生のおつらそうで。
てなことで、いつもより早仕舞い。

つい、いつまでも先生はお元気で、それが当たり前。
という気になっていた。
でも、先生のお歳を考えたら、今の環境はとても恵まれたこと。
そのことを改めて気がつかされた。
まだもう少しこういう時間が続いてほしい先生のご快復を祈りつつ、稽古場を後にした。

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