Akatsuki庵

日々と向き合って

京町家の構造を探検!?

2011年06月06日 00時00分10秒 | お宿
週末は茶道の稽古がなく、自由になる時間もなかったので、茶の湯ネタではなくてスミマセン
(そーゆー時は更新をしない というのでもいいかもしれないけどねぇ。。。
 どっちがい~い?)

で、京町家の話。
自分では住めないと思うけど お掃除をしてくれる方がいたら長く滞在しても平気
金魚家さんの町家は最初に訪れた時は構造(間取り)がよくわからなくて(←宿泊しているに
帰ってから、町家の本を図書館で借りて読んで、考えた。
「西陣にある織屋建てかなぁ」と思ったけど、どうも違うような???

まぁ、結局のところ、ごくごく平均的な町家造の構造だったんだけどね。
台所の上の吹き上げを潰したのがフェィクでしたワ

で、台所。
   
いわば“舞台裏”なので、住人側したら隠します。
こちらも暖簾を捲って覗き込むとゆー無粋なことは致しません
(左側が表側から見た台所の入り口。右側2枚が奥側から見た台所の出入り口)

表側、台所の前は玄関です。

ちょっとした庭風な感じが癒されますね


靴を脱いで上がった空間。市松模様の襖がポイント。

 
玄関上がった左脇には金魚がいる水槽。その脇の廊下を行けば奥座敷へ。

 
奥座敷から先に進むと坪庭とお風呂と御不浄。
台所側からの通路(走り庭)の先は蔵というか物置みたいな建物あり。


避難経路確認用の間取り図がありました。
「あぁ、なるほど。やっぱり典型的な町家の間取りだわ」とナットクした次第

続いて2階へ。

こちらは収納や宿泊のために相当、壁を立てて仕切ってます。
だから、部屋ではなく細い通路になってしまっている
まぁ、仕方ないけど。

この前は連休明けということで、宿泊者も少なく、またこういう時をねらって泊まる方だからネ
ステキな方にも出会いました。
あくまでAkatsuki's推測ですが、年の頃は還暦過ぎの女性一人旅。
きっとキャリアウーマンで働いて来た方がやっと自由になる時間ができて、ゆっくり滞在してます~って感じ。
5月5日から個室を4連泊。
あらかじめ申し込んだ修学院離宮を拝観したり、金魚家で自転車を借りて少し走らせたり~。
がつがつと観光しないで、のんびり楽しみました~とのこと。
ラストの朝が1泊め明けのワタシと同じで。
朝食後にちょこっと2階の和室を見せてもらったんです。

贅沢だなぁと思った。
でも、一人で和室に泊まってもビジネスホテルのシングルに泊まるくらいのお値段。
「いいですよぉ」のコトバに、「そうだろうなぁ。こういうお金の遣い方はありだよね
と考えを新たにしたワタシ。

修学院離宮や桂離宮も、行ってみたいけど、自分の中のランクは低かった。
でも、お話し聞いていると、これも「いいなぁ」と思って、ランクが急上昇

一度には真似できないけれど、少しずつ自分流にアレンジした旅のバージョンアップを模索中
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