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外出自粛要請前の旅 その6~名古屋の趣き

2020年04月10日 00時27分00秒 | 泊りがけの旅行

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前回からの続き~

3月21日(土)の午後の話。

名古屋市内のレトロなお屋敷が遺る地区の散策を終え、「どこかでお茶でも~」と思ったけど、
適当な場所がなかった。

結局、名古屋城のお堀端の金シャチ横丁まで到達したものの、お値段が高いし、あまり食指が動かない。
ということで、私の提案で移動することにした。

また地下鉄を乗り継いで向かった先は名古屋駅の一つ手前。

人に尋ねつつ、どうにか辿り着いた。

 四間道(しけみち)という界隈。

ここも旧い家並みが遺っている区域。

 

ちょっと彷徨して、お目当てのカフェへ。ニューポピーさん。

戦後にオープンした喫茶店を息子さんが継いで、移転した上で珈琲専門店としてスタート。

  

しばし、まったりの時間を過ごした。

「もとは蔵として使っていたのかしら~?」と思い、お会計時に質問したら、「新築です」。
聞けば、この町並みに合わせて、古民家ぽく建てたのだという。

ほー。そういうやり方もあるのかぁ。。。。と感心した。

そして、日が暮れて。
さて、夕飯どうする?

今度は友人の提案で、また地下鉄を乗り継いで、黒川というところへ。

 

鯱乃家」という有名なお店らしい。
いつもなら行列必至なのだろうけど、時期が時期なのと時間が17時台と早かったせいで、店内は私たちのみ。

カレーうどんも名古屋めしだったとは知らなかったワ~と思いつつ、やさしいお出汁が効いたもちもちうどんを味わった。

友人は東京で働いていた時の職場の元上司に「名古屋へ行ったら、自分は必ず立ち寄る店」とオススメされたらしい。
(今回、やっと初訪問とのこと)

早めの夕飯を済ませて、友人宅へ帰ろうとしたところ、友人が「あ! 忘れてた」。

へ? 何を?

帰宅前にもう1カ所、観光。

それは大須商店街にある萬松寺。

昨年4月末に初めて大須商店街を友人の案内で歩いていたところ、
私が「あ、萬松寺って、ここにあったんだ~」と突然ウケたので、友人が「?」

ほら、織田信長の父親の葬式をやったお寺だよー。
そこで、信長が位牌に向かってわしづかみにした抹香を投げつけたんだよね~

帰国子女だった友人は日本史に弱いようで、話が通じない。

そして、私もあまりにもお寺らしくない雰囲気に「私の勘違いだったかしら?」と自信がなくなった。

すると、看板のようなものに「織田信秀公墓所」と書いてあった。「ほら、やっぱり」

その時は立ち寄らなかった。
友人には「司馬遼太郎の『国盗り物語』を読みたまえ~」とオススメ。(友人はホントに読んでくれた)

で、今回行きたいところのリクエストを尋ねられ「大須商店街にはいったけど、大須観音と萬松寺にお詣りしてなかった」。

大須観音と萬松寺の位置関係は同じ商店街とはいえ、だいぶ離れているようで。

というわけで、帰りがてら(地下鉄乗り放題だし)寄ってみた。

18:50。そういえば、「新日本風土記」で白龍のパフォーマンスのシーンがあったっけ。ここ?

ちょうど、19:00から始まるということで、しばらく待って、見物。

 

地元の人は慣れちゃって、足を止めるのは外からの観光客のみ。(それももともと少ないから、ほんの数名程度)

でも、面白かった。

ちなみに、江戸時代以降にこの場所へ移転してきたそうで、信秀のお葬式をやったのは別の場所だった。

残念。

翌日に続く~
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